【記者会見】豆本の大学生記者がチャレンジ‼️
今回は【記者会見のススメ】です。
「まちづくり広報の助っ人」の平義彦です。
中小企業経営者や個人事業者こそ、自社事業の活性化に「記者会見」というコミュニケーションツールを活用するのはよい手です。
一方的に記者に投げ込むプラスリリースやニュースレターでは思いは伝わりません。単なる情報提供に陥る。投げたものの、一社も取り上げてくれなかった経験を持つ経営者も多いのでは。
マスメディアの情報発信力低下を心配する声がありますが、われわれが地域で自分の仕事を進める上で、「地元報道機関」は今も極めて重要。
今風でいうと、〝自分の現在地〟を自ら再認識できる。社会性のある、おもしろい事業展開や地域ビジネスについては必ず応援報道してくれます。ご安心ください。
昨年12月25日、山口市役所・市政記者室にて記者会見を行い、山口大学と山口県立大学の豆本大学生記者3人(別府さん、横山さん、中国人留学生イツキさん)が記者の質問に答えました。新聞3紙、テレビ2局、大学広報の計6社が集いました。
私たちは、事前に記者との想定問答を考えてリハーサルをしていましたが、ベテラン記者の質問は鋭かった。
記者会見は刺激的です。
どんな質問が飛んでくるか予測不能。
「今回の豆本の魅力を一言で伝えてください。キャッチコピーは?」
突然の問いにも、豆本3記者はどうにか笑顔で応えました。
🌸別府編集長の感想
多くの記者さんに囲まれながら、人生初の記者会見を体験しました。かなり緊張しましたが、新聞記者を目指す私にとって、「取材を受ける側」の緊張を知る良い機会になりました。改めて豆本への想いを尋ねられて、今までの活動を振り返った時、このプロジェクトに参加して良かったと心から思いました。報道の力も借りて、より多くの方に豆本の魅力を届けられるよう頑張りたいと、決意を新たにした1時間でした。
年明けて1月8日には、NHK広島の「ひるまえ直送便」(中国地方各県ネット)にて、豆本新刊を取り上げていただきました。
表紙デザインを手掛けた二十歳の中村朱里さん(広島市在住)のもとに「NHKを見たよ」という連絡が即入ったそうです。
われわれのような資金不足の地域ベンチャーにとって、地域の旬の話題を追う地元メディアの応援報道は本当にありがたい。大切な地域活性化パートナーと私はとらえています。
豆本プロジェクトでの記者会見は2021年の「山口県パン豆本」以来でした。あのときは豆本創刊の地の周南市役所にて開催しました。
私も原点に戻れました。
昨年12月以降、3年ぶりにフリーランスに戻りました。
今回の記者会見での〝収穫〟と〝課題〟を今後に生かすために、大学生記者たちとともに新たな知恵を絞ります。豆本発刊トークショーも企画しています。
私は、お仕事としてなら、全国どこでも広報サポートに馳せ参じます。
記者の皆様ほんとうにありがとうございました。
※写真提供は 「かなたでざいん」田中輝氏(山口県長門市)