公立図書館による出版事業は地域社会の新たな活性化策
私がお世話になっている山口県周南市である事業経営者がお亡くなりになったことを昨日のFacebookで知りました。約1年前の地元紙のネット版に昔の徳山市に関する資料(お父上)を整理、活用していることが報じられていました。
初めて知りました。
私のグルメ豆本シリーズは公立図書館に購入していただくことがあります。図書館でトークショーを行うたび、地域社会にとって大切な公共施設だなと何度も感じています。
公立図書館は地域の色んな人が利用しています。そういった人々がどんな本を求めているか、一番知る立場にあります。
また、地域に残る民間人の史料(資料)をその地域がどう今様に活用していくかも、一番提言できる立場にあります。
地域から、個人書店が姿を消す。製本を手掛けてきた印刷会社も廃業続き。地域出版の一端を地元新聞社が担ってきましたが、新聞社自体が部数減による業績低迷に悩む。先の一手を打ち出す余裕はありません。
これからの世、公立図書館がどうあるべきなのか。
出版事業をどんどん展開してほしい。出版社登録をしている私も全面協力します。公立図書館が監修する豆本を出してみたい。
年の瀬にそんなことを思いつきました。