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未曾有の事態に国際展はどう変わるか?ヨコハマトリエンナーレ2020記者会見 レポート


ヨコハマトリエンナーレ2020

新型コロナウイルス対応の為、オンラインでの記者会見開催。


■7/17からの開催、6/23からのチケット販売を決めた。


対策を講じての開催を決めた理由 は2点。

・生身での実体験の場を大切にする。

・作家の支援の為。


■ディレクターのラクスメディアコレクティブより

1し

みなさんとは昨年末のイベント「エピソード0」でお会いしているので、私たちがヴァーチャルな存在でないことはご存知だと思います。

ラクスはいま移動することはできませんが、共有されたソースから作家が作品を展開しているのを確認できました。

横浜トリエンナーレは一つの「場」であり、回転しながら流れていく時間を指しています。

ここにきて極めて火急になったソースのアイディアが、世界の回復の可能性と、再創造をめぐって迂回する様子を明らかにします。

「内」と「外」、人間と非人間、人種、抑圧の歴史、知覚の領域、境界線に変化をもたらすべく、広く、誰もが同じ立場で作品を鑑賞する体験へとみな
さんをお誘いします。

アーティストは 原型を壊し、失われたかけらによって、新たなかたち、教訓を探しだし、内なる異質を認める寛容さ、古来のものとの対話を可能にします。

生命、宇宙、世界、そして日々の時間は、数えきれないほどの行為を通じて、分解・再構成され、発光に守られて徐々に再建されていく。短い間の傷も、時間の有毒なかけらが放つ残光(afterglow)の中で回復していく。生命とは発光する独学者なのです。


さあ、「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」へようこそ。



■横浜美術館新館長 蔵屋美香さんより

解説と補足。作家とその作品の紹介。


動き回りながら考えることで自由な思考の状態が生まれる。とラクスは考えている。そうするための「ソースブック」「解説のない展示」がある。

現代人のぱっと見でわかったつもりになったり、自分の頭で考えない風潮に問題提起。「不思議、わからないもの」から連想、思考しましょう。


続いて

・コロナ対応詳細、検温、換気、消毒、待機列などの説明。

・共通券、アート巡りチケット(黄金町バザール、BANKart Life)あるよ。

・ピクチャータイム


最後に

■Q&A

・コンセプトを知らないで訪れる鑑賞者に対しては?

→ 会場にてガイドブックの配布予定。例年のボランティアガイドは会場ではなくオンラインで活動予定。オンラインコンテンツの計画も進行中。

・コロナをテーマにした作品はある?

→ テーマが既に予言したようなところはあるので、作品のもつ毒から、イメージを広げてほしい。蜜を避ける点以外は仕様の変更はないが、パフォーマンスはオンラインでの発表を検討。

・海外アーティスト関連の質問いろいろ。

→ 制作は事前指示をもとに、ビデオ会議、写真を往復しながら進行中。作品の輸入は順調。予定通り進む予定。会期中の作家の来日は各国の規制に従い決めていく。

・具体的な数字まわりいろいろ。

→来場者目標 13万人

 参加作家 5.60作家(組)
 作品点数 67点以上   ※今後増減の可能性あり。

 入場制限(会場毎) 140人/1h、910名/1D ※1人4㎡として算出


以上です。



自粛明け初の大型展覧会、楽しみで目が光っちゃいます。

画像2

きゅぴーん。



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