(trip)1泊2日で京都と奈良を欲張る旅
三連休よりも一足早く木曜日からお休みをもらい、1泊2日で京都と奈良に行ってきました。
いろんなものが見られてとても楽しかったので、旅路をまとめたいと思います。
1日目
10:30〜 新幹線で移動
東京から京都へ新幹線へ移動。やっぱり新幹線といえば駅弁ですよね!10時半ごろの新幹線だったので、早めのお昼ご飯も兼ねてお弁当を楽しみながら移動しました。
13:30〜 伏見稲荷神社
ずっと行ってみたかった伏見稲荷神社。千本鳥居の空間を体験してみたかったんです。実際に行ってみたけど、圧巻でした。境内にはお稲荷様もたくさんいて可愛かったです。
16:30〜 瑠璃光院
夫の希望で瑠璃光院へ。平日なのもあって直前の予約で入れました。数寄屋造の書院とお庭を楽しみます。
日本建築の光と影の対比や、苔むした緑の庭園が美しい空間でした。夕暮れ時に行ったのですが、薄暗くなってくる室内から見る、窓や縁側で切り取られた風景がとても印象的でした。
お庭を見ながら抹茶をいただけるスペースもありました。行って人にはぜひ体験してほしい!特等席で庭を鑑賞しながら抹茶と和菓子を楽しむ時間はかなり贅沢なものでした。心がすっかり洗われたような気分になります。
19:00〜 先斗町 魯ビン
旅の醍醐味といえばやっぱりご飯!今回は少し奮発して、「先斗町 魯ビン」さんへ行きました。
先斗町は歩いているだけでも雰囲気があって楽しいです!「夜は短し歩けよ乙女」で、黒髪の少女がめくるめく夜を楽しんだ先斗町。ファンである作品登場の場所なのもあって更にテンションが上がりました。
さて、魯ビンさんの食事ですが、口に入れるものが全部美味しい!日本酒も種類豊富に置いてあって、料理に合わせて飲み比べるのも楽しかったです。夏場には川床でも食事ができるみたい。季節を変えて何回でも行ってみたいお店になりました。
2日目
9:30〜 嵐山 野宮神社
早起きをしてできるだけ人が少ないうちに嵐山へ。有名な竹林もそうなんですが、源氏物語好きとしては野宮神社に行けたのが嬉しかったです。源氏が六条御息所を訪ねた場所ですね。
平安時代に書かれた物語に出てくる場所が、当時の描写をまだ表す形で残っているなんてすごい…!と、思いを馳せながら見てまわりました。
12:00〜 薬師寺
近鉄特急で奈良へ移動して薬師寺へ。奈良へ行くのは初めてなんですが、京都よりも人混みがなくて落ち着いて見ることができました。
薬師寺は、さすが国宝!という感じで、ただただ迫力に圧倒される感じ。運良く東塔と西塔が特別公開中で、中まで見られました。お釈迦さまが生まれてから亡くなるまでを表した彫刻が展示されていて、見ていて面白いのと同時に勉強になりました。
※特別公開は令和6年1月15日(月)まで
15:00〜 唐招提寺
お昼ご飯を食べてからは、薬師寺から歩いて10分くらいの距離にある唐招提寺へ。千手観音で有名なお寺です。
写真に撮ることはできなかったのですが、写真で見るのと実際に見るのとでは全く違いました。すごい迫力。小さな手もいっぱいあって、実際に数えてみたくなります。
16:30〜 東大寺
最後はやっぱり、奈良の大仏!東大寺!どれだけ大きいのか知りたいのもあったし、大学の授業で様式なども勉強していたので実際に見てみたかったんです。
まずは、東大寺南大門。鎌倉時代に重源が復興させた大仏様の門です。貫を使って少ない材料で合理的に作られているのが特徴。なるほど、大学で習った通り。そして、でかい。
門をくぐって、金堂の中の大仏と対面!
見てみての感想は、もう、言葉にならないくらいでかい。でかすぎる。
「奈良時代にあの大きさの大仏を作ることがどれほど大変だっただろう」とか、「あの時代にこの規模の建物と大仏が現れたら人々はどれだけ畏怖の念を抱いただろう」といろんな考えを巡らせながら見ていました。
別に信心深い仏教徒ではないけれど、思わず手を合わせてしまう、そんな場所でした。
19:00〜 新幹線で東京へ
暗くなるまで大仏を堪能した後、ほくほくの気分で京都へ戻ろうとした時に一つミスりました。特急で戻るつもりがJR奈良駅へ向かってしまったんです。奈良から京都への特急は近鉄!!今回得た教訓です。。。
帰りの新幹線でも駅弁とちゃっかりビールも楽しんで、旅を締めくくりました。
1泊2日で京都と奈良のよくばり旅となりましたが、非常に満足でした!
繊細なもの、迫力のあるもの、小さな邸宅と大きな寺院など、いろんなものを一度に見れた良い時間でした。朝早くから行けば観光地も人が少なくて動きやすかったです。
京都・奈良は、何回訪れても見切れないくらい、行ってみたい場所が増えていきますね!
実は今回から御朱印も集め始めたので、また近いうちに遊びにきたいです。