13回目の入院

2024年10月1日。閉鎖病棟に入院した。

まずは朝ごはん。
私はこの頃ご飯が全く食べれてなかったので、高カロリーゼリー食だった。
まあこれが不味いこと。
3日間がんばって食べようとしたけど、不味すぎて食べれなくてクリミールに戻してもらった。
そのクリミールすら辛くて、25本くらい溜まってしまったから、普通食にチャレンジすることになった。

うつ状態が酷くて、ラミクタールという薬を開始することになった。
毎日ではなく、隔日投与。
それなのに、私は躁転してしまった。

躁転の思い当たるきっかけとして、買ってきたジュースを冷蔵庫に入れようとして冷蔵庫を開けたくらい。
そしたらなんか楽しくなってきてしまって、廊下爆走したら看護師さん大量に出てきて捕まった。

師長に捕まって「のんちゃんが『楽しい!』『嬉しい!』ってなってるのは今まで一度も見たことがないから、うつ状態抜け出せて嬉しいのはわかるけど、一旦ストップ!深呼吸しよう。後でうつ状態に戻ったときに今上がってるときの行動を後悔して欲しくないんだ。」と言われた。

「頓服を飲んで」と言われたけど、楽しくなりすぎて笑いが止まらなくて、薬が飲めなかった。
それが2時間半続いて、夕食前に頑張って頓服を飲んだ。そしたら次は夕食後の薬、寝る前の薬があって、それを飲むのにも苦戦した。
夜21時過ぎに主治医来てくれて、診察してもらった。主治医も困った顔をしていた。
寝る前の薬はその後飲むことになって、主治医とその日の夜勤の大好きな看護師さんがステーションの中にいて、ステーションで薬飲まないと部屋には返せないと言われた。だから頑張って飲んだ。その頃もう23:30頃だった。

あまり水分を摂れてなくて、脱水になって、その頃ちょうど「炭酸リチウム」という薬を増やしてる最中だったので、リチウム中毒になってしまった。

上から吐き、下から下痢をし、手は震え、微熱。
血液検査したら、完全にリチウム中毒だった。

それからリチウムを体の外に出すために点滴を開始することになった。
最悪なことに、私の点滴は難易度が高い。
血管が見えづらく、9回も刺された。

中々腕からとれなくて、最終的に何回も手背(手の甲)でとっても「漏れては刺して」の繰り返しで、痛くて泣いてしまった。何回も何回も刺されて痛かった。

持続点滴にすると言っていたのに、毎回針を刺すことになってて絶望した。

点滴すること1週間。やっと、薬(リチウム)が抜けたのか、体が楽になった。

そして10/31にいよいよ退院。不安だった。

退院前日は大好きな可愛い看護師さんに抱きしめられて、帰りには看護師さん達に見送られるとき、大好きな新人の看護師さんは泣いていて。
それだけ大事に想ってくれてるんだな〜って思ったら嬉しかった。

次は慢性期に行く予定だから急性期病棟には行けないけど、慢性期でも頑張るよ。

主治医、これからもよろしくね。

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