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中国の餃子を習う。
日本語ボランティア活動で仲良くなった中国のお友達に、餃子の作り方を教えてもらった。
5年前に日本にやってきて、独学で日本語を勉強してきたという彼女の日本語は、努力の積み重ねを感じる日本語で、すごく一生懸命さが言葉にあらわれている。
「唐揚げと温泉が好きです。」と、ボランティアの時に私が自己紹介で挨拶したことがキッカケで仲良くなった。
彼女も唐揚げと温泉好き、先日湯布院に行って、紅葉と温泉を楽しんできたと言っていて、その時に同じ中国人観光客がたくさんいて、紅葉の美しさにみんな大興奮で、とても賑やかだったと笑っていた。
以前から餃子の作り方を教えてほしいとお願いしていて、彼女の都合のいい日に合わせて、中国の餃子の作り方を我が家で習うことが実現した。
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彼女を家に招き入れると、海近い!!きれい~!!!と、大興奮。彼女も海のそばに住んでるはず、だけど、景色が良いのと、海の近さが違うらしく、とっても感動していた。
「ここ、いくらした??修理(リフォーム)いくらかかった??!」
「築何年??(我が家は、古民家なので)」
と、大興奮w
中国は、海辺と山側の土地がすごく高いそうで、すごい~!!と、我が家を見てすごく感動していた。
「中国だと、修理掛かった金額の3倍で売れるよ!!」っていうのが、その日のハイライトだった。
確かに不動産屋さんが激推しだった場所なので、そういうことも含めて激推しだったのかもしれない。
買って良かった。
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しばし、古民家の部屋を案内しておしゃべりした後で、餃子作り開始!
皮から手作りなので、時間がかかるので、ちょっと駆け足で作業していく。
材料は、意外とシンプルで、覚えにくいスパイスは一切無く、材料の白菜も1/4個、ニラも1束、長ネギ1本、合いびき肉が500グラムで、お肉たっぷり餃子。
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調味料、全部目分量で入れていく……見て覚えろ的な指導だった。というのも、日本語で教える時に細かい表現が難しいから、なかなかうまく伝えられないと言う。
なので「みじん切り、捏ねる」など料理で使われる表現を教えて、作り方を自力で文章にしてたので、が、を、に、を付け足したりして、相手にうまく伝わるような文章を一緒に仕上げた✏️
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普段話すときは穏やかで優しい彼女、餃子を教えるときだけは厳しかった。
私は元パティシエなので、麺棒をよく使っていて意外とうまく生地を伸ばせてる方だと思ったけど、彼女に見せたら「ちょっと違う、代わって、私やる」と、修行してる気分になった。
母国の料理に、こだわりと暮らしに根付いた食文化の歴史を感じて、きちんと忠実に再現したいなと思った。
彼女の国の暮らしが詰まった大事なレシピも大切にしなければ。
ひとまず、手際の良い彼女が伸ばした生地で、ひたすた具を包んでいくのが私の係となった。
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中国の生活や日本人の生活をお互いに話したり、中国語を教えてもらったりして、餃子110個が完成した!!
二人でとっても良い時間を過ごすことが出来て嬉しかった。
昔、居酒屋のチェーン店で中国人5~6人と一緒に厨房で仕事していた時のことを思い出した。彼らは一人一人同じような性格がいなくて、十人十色がハッキリしていた。
団体でいる姿を見ると少しビックリするけど、一人一人向き合うと印象が違ってくるのかなぁ~と、思えるようになった。
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「中国語、英語、日本語、覚えると給料上がるよ!!」
「中国語覚えた方が良いよ!!」と、力説する彼女。
確かに、覚えることが出来たら彼女との会話もより楽しいだろうな~
教えてもらった中国語は、チャオズしか覚えられなかった……これを機会に少しずつ中国語も覚えたくなった。
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生地が厚いからなのか、フライパンにこびり付くことなく綺麗に焼けて、モチモチ生地の焼き餃子が完成!
噛んだら、中から肉汁が溢れてきてビックリ!感動の美味しさ!
子どもたちも美味しい!と何個も食べてくれた。
お店で食べる餃子そのもの。だけど、それを超える感動と喜びがあった。
すべて手作りして、3時間もかかったけど、美味しさの感動したことや喜びと共に豊さまで味わえた。
彼女との出会いに感謝!
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