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Photo by
lahainanoon
だから口をつぐむ
今日は、PTSDについて
私は数年前に、大切な人を喪った後遺症でPTSDと診断されたけど、その2年後には、PTSDの診断は取れた
それでも、大切な人との想い出深い場所には、住めなくなってしまったし、年末年始とか、長期休みになると、日常では忘れていた感情が湧き出して、動けなくなる日がまだ続いている
私の主治医の見解は、PTSDは、元々ベトナム戦争の帰還兵に認められた心の傷で、1980年に米国精神医学会が認めた比較的新しい疾病であるとのこと
だから、私の大切な人を喪った経験が、自死よりひどくても、PTSDとは認め難いみたいなことを言っていた
しかし、日本では、性被害レベルでもPTSDと診断されたという人が多い
結局、医師1人の診断でもそうなってしまうから、「私、PTSDなんだよね」って言っても、被害者意識が強いって思われてしまうこともあるし、過去に親友と言える友だちにも「とてもそう見えない」と言われたこともあるから、私は、ほとんど誰にも伝えていない…(当たり前だが、友だちに会うときは、相当頑張って出かけているのだ)
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