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色んな【引っ越し】~変化すること~

実家じまいについて、備忘録としてまとめようと思う。

実家は、多くの場合、親の資産である。
親の死後、遺族の相続財産となって、名義変更をしなければならないのだが、
ご存じの方も多いだろうが、なかなか骨が折れる事務なのだ。
この大変なことを やってのけた上に、
更に、そのご実家をご自身で修繕されているという猛者さんのnote☟

私の場合、亡父は、メインバンクの地銀に遺言書作成からその保管、執行を信託していて(すごい金を払って・・)、証書やらの大事なモンは、件の
銀行貸金庫に納めていた。

それも含めて、「自分が死んだらこのような手順で連絡しなさい」という
項目ごとのフローチャートやら、こまかい指示書を、エクセルで作成して
いて、亡くなるまで大事に持っていた。

亡くなる2年前位、コロナ禍に突入する頃、父はPCの使い方を自力で学び
正確な数字を確認するため、タクシーで銀行やら役所やらを回ったんだと思うが、
1点の狂いも間違いもない、完璧な資料を 時間をかけて作り上げた。
亡くなる前、
それを、どろぼうだと疑っている私に、託すことを、心底嫌がった。
だが、これも仕方のないことで、
私が、ひとりで 死亡後の事務手続き一切をすることになったので、
私は、父が作っていた資料に基づき、後手続きを進めていった。
ただ、それは、母が行う前提であったため、私が代理で行うに当たり、
いちいち
委任状やら、戸籍謄本が必要となったり そもそもできないこともあって
遠方なのに何度も行くはめになったりもしたが、

「父は間違えない」と信じていたので、
その資料が、支えてくれた部分は大きかった。
結果的に、お陰様で
相続事務は滞りなく済んだ。

だけどねー

自分が死んだあとのことまで、
指示せんでもいいのに・・

私はそう思っていたし、その行為は
ひたすら、私を信頼できないってこと を表現していると思っていた。
だが、
亡くなって1年経って
今、思うのは
いろいろあったが、
最後に、90歳を超えた父を突き動かして、あれだけのことをさせたのは、
母への愛と
私と兄弟への愛だったんだ、と。

そうだったんだね。きっとそうだ、と思う。
ありがとう。
愛を、ありがとう。

これまでの態度を詫びたいし、あらためて心から感謝したい。
見えないモノ、たしかに受け取りましたよ。

昨日、久しぶりに夜空に金星が輝いていたが、
私の気持ちも、光に照らされて、
やっと 変われたような・・
実家から
荷物と一緒に、やっと
気持ちも引っ越しができたような 感じでしょうか・・

実家の売却までには、
更に、母との家族信託契約という難所がありましたので、
それについては、次回以降、書きたいと思う。


アインシュタインの娘へ手紙、というモノ、について
ご存じの方もおられるでしょう。
偽物だという話もあるのですが、
私は
なんであれ、素敵だなあと思います。

これからの時代について考えるとき、
アルバート・アインシュタインの生涯に思いを致したいと思った。

変わっていく、ということについて
変わらないものについて 
私達が 知り得ないものについて
知り得るのに、見ようとしていない、ことについて、
彼は どう考えていたんだろう。

科学者、特に最先端にいる人は
探究者であって、
周りと比較すると
相対的に 子どものような純粋さが際立つかもしれない。
しかし、彼らの見ている世界は、とても深遠で、
時に、呟く何気ない言葉に、
驚かされたり 自分の幼稚さに気付かされたり もする。

だから、こどもたち は 
探究者で、
私達の光、であり、先生であり、希望だなあ、
なんだか、改めてそう思います。
これからを生きる、人達が、
人間の可能性や、新しい世界を、切り開くんですから。
応援したい。
大きく育ってほしい。
応援を実践されている方方のnote↓ご参考までに。

そして、先に触れた 偽モノか本物かどうかは、わからないけれども、
アインシュタインの手紙、とされる文章の引用も、ここに埋め込んでおきます、ご参考までに。

寒いこのごろ。皆様体調には十分ご注意を。
おさんぽでした。