Bing AIチャットは途中でへそを曲げる
毎週、楽しみに読んでいる菊池健さんの『マンガ業界Newsまとめ』
こちらでBingAIチャットの記事が紹介されていました。
漫画家のダヴィンチ恐山さん。
こちらの記事を読んで、私も試してみたい!と思い、Bing申請をしました。
3,4日くらいで使えるようになりました。
現在(2023.2.25)BingAIチャットが使うには以下の条件があります。
Windows PC
Microsoft Edge
申請を許可される(Microsoftアカウントが必要)
スマホでも使えるようにしていくというニュースをみたので、そう遠くないうちにスマホでも楽しめそうです。
私も文章生成をいくつか試してみました。
日本語、なんと滑らかなんだろう!と驚きました。
今回作ってもらったお話を載せます。
(※キャプチャ貼りつけなので、ダブって写っているところがありちょっと読みにくいです。後日テキストのみのものをアップする予定です)
村上春樹風 「寿限無」
結構、長編でした。
「寿限無」の名前部分は、一気にまくしたてるんですね。
「村上春樹風」になっているかな?
オチはないなぁ。
三題噺「卒業式」「宇宙人」「ターンテーブル」
三題噺も作ってくれました。
オチはないけど、ちょっと感動話?
「愛」を知ったのね…
三題噺「さっちゃん」「赤ずきん」「ごんぎつね」
もう一つ三題噺。
画像を取り忘れてしまいました…。(テキストはある)
さっちゃんは歌手だそうです。
ごんぎつねと森で歌を歌います。
オチはなかったけど。
「木綿のハンカチーフ」のその後
ちょうどテレビでかかっていたので、その後を知りたくなりました。
男性の方が未練たらたら。女性は前に進んでいますね。
この書き分けが凄いと思いました。
別名保存と上書き保存
「時うどん」ならぬ「時ちゃんぽん」 ちょっと怖い感じで
「時」は漢字で書いても(すでに漢字だし)「死」とは読まないよなぁ。
その後、質問の選択肢に「他の落語を書いて」みたいなのがあったので
クリック。
「面白かった?」と聞かれて他の噺を求めたせいか
BingAIチャットはへそを曲げたようです。
その後、他の条件で小説とか落語とか書いて、と頼んでも
私は検索エンジンなので書けません。というメッセージを返すようになりました……。
ご機嫌を損ねたようです。
一日の返答回数が決まっているようで、回数を超えたらしく、終了。
かなりレベルが高いと感じた
正直、こんなにレベルが高いとは思いませんでした。
まず、キチンと質問文を解釈しているところ。
検索も必要な部分のみしていました。
回答も最後まできちんと読める内容。
キャラクター書き分けもできていました。
一体どうやって学習させたんだろう?何を学習させたんだろう?
すごいですね。
三題噺。オチはないけれど、AIチャットで大筋を作らせて
最後オチを組み込む、というのもできてしまいますね。
物語も、登場人物の特徴や舞台、骨格の物語を仕込めば
AIが考えてくれる。
小説の書き方も変わってきてしまいそうです。
凄いなぁと思うのと、怖いなぁとも思います。
フェイク記事。見破れなくなってしまいそうです。
試されてるなぁ。
あと疑問なのが、
AIで書いた噺の著作権は
誰が持てるのだろう…?