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色のない世界、想像できる?【ママリ編集部の夏休み課題】本日の一冊📖 vol.15
こんにちは!ママリ編集部・シンママみほです。
ママリ編集部メンバーで、8月から1か月間、夏休みの課題を個人で設定し、毎日投稿に挑戦します!✨
期間は8月1日~8月31日です。
シンママみほは「本日のおすすめの一冊」を31日間、毎日アップしていきます。皆さんにとって、お気に入りの一冊があるかも?
ぜひぜひのぞいて見てくださいね。
『はらぺこあおむし』
本日の一冊はエリック・カールの著書『はらぺこあおむし』です!
『はらぺこあおむし』…きれいな色彩と、かわいらしいあおむし…。一度目にしたら忘れられませんよね。
娘も赤ちゃんのころから大好きな絵本。ボロボロになるまで読みました。
なんと言っても、惹かれるのは、その色彩の豊かさ…。
エリック・カールの生み出す色彩には、悲しい背景があるそうです。
それは、戦争体験。
第二次世界大戦を経験し、さまざまな抑圧の中、町中から「色」が消えてしまったのだそうです。
服装の色、建物の色…爆撃機に見つからないよう、目立たない色で埋め尽くされていったのですね。
この世界から「色」が消える…想像しただけでも、悲しいですよね。
そんな原点があったからこそ、エリック・カールの生み出す色彩には、感情の豊かさがあふれ、愛に満ちているようにも感じられます。
「色」のあふれる世界がどんなにステキなことか…この絵本を見るたびに思い出します。
『はらぺこあおむし』
作:エリック・カール
訳:もりひさし
税込価格: ¥1,320