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『あなたがしてくれなくても』夫婦間のセックスってそんなに大事?

こんにちは!ママリ編集部のMaikoです。

今回、私が今ドハマりしているドラマについてお話したいと思います。
毎週木曜日よる10時からフジテレビ系列で放送中の『あなたがしてくれなくても』です。

こちらは漫画が原作の作品で、セックスレスに悩む、2つの夫婦の物語。
俳優陣がヒロインの奈緒さんをはじめ、岩田剛典さん、永山瑛太さん、田中みなみさんと実力派ぞろいな点も見どころの一つ。

見たいと思いつつもなかなか時間が合わずリアルタイムでは見られていなかったのですが、TVerで追いかけ見たら面白すぎて夜中の3時まで一気見してしまいました(笑)

岩ちゃんが言う「うちもセックスレスなんだ」の言葉の破壊力はすごかったですね~!そこだけ何度かリピートしてしまいました(笑)。第5話段階で、岩ちゃん演じる新名誠の、異性に対する依存性の高さと悲しい役回りはなかなかの見どころだと個人的には思っています(笑)。どうか幸せになってほしい!

20~40代の男女のうち約半数以上がセックスレス

ED治療専門病院の浜松町第一クリニックが調査した結果によると、関東在住の20~40代男女671人のうち男女全体の約半数46.3%が、セックスレスであると認識しているそうです。

ママリでもセックスレス問題をテーマにした記事が複数あり、夫婦生活の中で誰しも一度は抱える悩みごとの一つのように感じています。

©海原こうめ

セックスってそんなに大事?

『あなたがしてくれなくても』において、陽一の妻である吉野みちと楓の夫である新名誠は、パートナーに拒絶され傷ついた心をいつしか二人で慰め合うようになります。
お互いセックスレスだと打ち明けるまでの心の葛藤が、女性目線と男性目線でそれぞれ丁寧に描かれており、どちらの立場からでも共感必至。二人の心が揺れ動くシーンはとても印象的です。

完全に悪者扱いの吉野陽一と新名楓ですが、それぞれにも悩みを抱えており「セックスってそんなに大事?」という疑問を視聴者に投げかけます。

この「セックスってそんなに大事?」って言葉、皆さんはどのように思いますか?「当たり前」と思うか「同じくそこまで大事じゃない」と思うか、どちらですか?

もし子どもが欲しいと考えているなら、セックスは大事ですよね。でも今は人工授精などもあって、必ずしもセックスをしないと子どもが生めないという時代ではありません。

ドラマの中でとくに印象的だったのは、セックスレスに悩む吉野みちと新名誠が、それぞれパートナーからの愛情表現としてセックスにこだわっていた姿です。

セックス=愛情表現。でも、セックスをしなくても愛情表現の方法はたくさんありますよね。言葉で伝えることもできるし、態度で示すこともできます。必ずしもセックスをしないと夫婦の愛情を確認できないというわけではありません。

では吉野みちと新名誠は、なぜそこまでセックスにこだわるのでしょうか?

求めているのはセックスではない

ドラマを見ていてさらに印象的だったことの一つに、吉野みちも陽一も、新名誠も楓も、それぞれが強く人とのつながりを求めていた点があります。

人とのつながりを求めていたのはこの4人だけでなく、陽一の浮気相手になった三島結衣花も、陽一のカフェオーナーである高坂仁も、みんな何だかんだ言いながら人とつながっていたいという気持ちが垣間見えます。

つまりセックスは人とつながっているための手段の一つに過ぎないんですよね。

一番重要なのはパートナーと向き合う覚悟と会話

子育てをしていると、子どもは急にぐずぐずする時があります。そのようなとき「何がしたいの?」「気持ちをお話ししてみて」と自分の気持ちを言葉で伝えるように促すことがあります。

それは言葉で伝えた方が一番気持ちが伝わるし、相手への理解が深まるからです。

けれど大人になるにつれて、特に男女間になると気持ちを察してほしいという欲望や、言わなくてもわかっているよねといった過信が生まれます。

わが子のことでさえきちんと言葉で伝えてもらわないと何を考えているかわからないのに、ましてや赤の他人だった夫婦間ではなおさら必要なことです。

©dndn.mushi
©dndn.mushi

ドラマの中の吉野夫妻と新名夫妻も、結局のところ会話不足で、夫婦のことにきちんと向き合う覚悟が足りていないだけ。とことん向き合って話し合った末に出た答えが「セックスは必要」であっても「セックスは不要」であってもどちらも正解なのです。

みなさんはパートナーとしっかり向き合えていますか?

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