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日刊 かきあつめ

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駆け出しのライターたちが、(ほぼ)毎日更新していく共同マガジン。 ※最近は「月水金」更新となっております。 今回のテーマは「#1,000」です。
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2024年8月の記事一覧

パリオリンピック終わってた

駆け出しのライターとして出会ったメンバーたちが、毎回特定のテーマに沿って好きなように書いていく「日刊かきあつめ」です。 今回のテーマは「#パリ」です。 私の記憶が正しければ初めてパリに行ったのは2003年大学2年生の夏だ。 当時の私はフランス文学科に在籍していた。 「フランス文学嗜んでいることだしここはひとつ!行っちゃいますか!PARIS⭐︎」みたいなノリ。嗜むどころか全く勉強してないくせにナメた学生だ。そんな私にいくらか路銀まで持たせて快く送り出してくれた両親やおばあち

パリ五輪、感動をありがとう

バスケにバレー、卓球、柔道、レスリング、陸上、スケートボードにクライミング、ゴルフ、フェンシング、水泳、飛び込み…。今年のオリンピックはめちゃくちゃ楽しませてもらった。前回の東京オリンピックよりもたくさんの競技を見たのではないだろうか。パリとの時差が良い感じで、寝る前に見れる種目が結構あったんだよね。素晴らしい感動をありがとうございました! 特に心を打たれたのは陸上110mハードルの村竹 ラシッド選手。110mハードルで日本勢初めての決勝進出を決めた後、決勝では見事5位入賞

葬儀 in 2024 夏

婆さんが死んだ。 朝起きたら死んでいたそうだ。 98歳。大往生である。ここまで生きると悲しくもない。 叔母が同居しており、7時30分に「さぁ起こすか」と見たら冷たくなっていて急いで医者に電話したらしい。アップルウォッチにはその1時間前に心音の停止が記録されていた。 死亡時刻は6時30分でなく7時30分となったようだ。 いつかはくる日だったが、木曜に死んで土曜に通夜となった。 場所は釜石。14時の新幹線に乗り、特急を乗り継ぎ、現地につくのは19時。 翌日も葬儀をやって昼に

友情について想いを馳せる夏

時の流れに身を任せて。 今年の夏は、小学生のときからの友人、Mと会える事になった。 2年ぶりかなあ。 (猛暑の中会う私達はちょっと変わり者かもしれないが。) 会う日にちを決め、場所やお店を決めていくうちに、今までの思い出が走馬灯のように駆け巡った。 私の場合、思いついたこと。格好悪い記憶のオンパレード。いまいち甘えてばかりの人生というか、反省しきり。 また、今の私は後悔ばかり。前向きになれない私がいるのだ。これは病気をした経験が拍車をかけている。今まで通りにはいかな

早く息子とまた川へ遊びに行きたい、という話が書きたかった。

例年なら、こんな暑いなか外へ遊びに出かけるなんて正気の沙汰ではないと、こぞってレジャーへ出かける人々を心の内で蔑んでいた。冷房完備の室内でゲームでもしていたほうが安全だし、有意義だと。しかし、今年は違う。早く川へ遊びに行きたくて仕方がない。 8月の頭、家族で初めて近所の川へ遊びに行った。これが感動的に楽しかった。ところが、到着した時間がすこし遅く、息子の着替えすら持っていかなかったから、思う存分遊べず不完全燃焼だった。早くこのときのリベンジがしたいのだ。 今度こそ全力で遊

目的のない夏休みを謳歌する

絶賛、夏休み中である。 休みの間にやりたいことはあるが、これと言って予定がある訳ではない。けれど、有休も使って9連休も取っている。 長期で休みを取っていると、必ず誰かに「どこか旅行しないの?」と聞かれる。それも一度や二度ではなく、何度も。長期休みを取る=旅行する、など何か目的があるのではないかと思われるのだろう。 自由なはずの休みですら、何かの目的を達成するするための手段だと思われてしまうのは、目的史上主義が蔓延している証左ではないかと思う。 ダラダラと休んで、やりた

勉強したい2024夏

駆け出しのライターとして出会ったメンバーたちが、毎回特定のテーマに沿って好きなように書いていく「日刊かきあつめ」です。 今回のテーマは「#2024 夏」です。 3年ぶりのリベンジで宅建士(宅地建物取引士)の試験に申し込んだのは7月末の締切日ぎりぎり。 申し込んでみたもののなんらかの不手際でもしかしたら受理されていないかも?なんて期待したものの無事申し込みがなされ試験料8千円ほどがクレジットカードからしっかり引き落とされていた。 試験は10月。もう後戻りできない。受かれば会

いつもと、なにか少し違う夏

最近、2週間か3週間に1度のペースで映画を見に行っている。行く日は決まって水曜日。水曜日はどこの映画館も割引しているので、自由なフリーランスである身を存分に活かして、割安で映画を見ているというわけだ。何よりあんまり混んでない映画館でふんぞり返って映画鑑賞するのはだいぶ気分が良い。 水曜にプライベートの予定を入れることは、仕事の面でもプラスに働いていると感じる。水曜に出かける時間を捻出するべく、他の曜日を100〜120%くらいの力で頑張れるからだ。怠けがちな自分にはこれくらい

【終活】安心してください。みんな死にますから

葬式は生きている人のためのものだよなーー、と、葬式に出る度に思う。 「自身の葬儀をどんなものにしたいか」ほどナンセンスな質問はない。だってもう、死んでるんだもん。 「明るく盛大な葬式をしてもらいたいなぁ」みたいなことを言っても、それが行われる保証はないし、行われたとしても当の本人は死んでいるから知ったこっちゃない。 だからもう、「好きにしてくれ」としか言いようがないよな。 「お金がもったいないから、そんなお金使うことないよ」とは言うかもしれないが、まぁねぇ。死んでっからな