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夫のADHDは遺伝?! 初めて会った日に夫婦箸をプレゼントしてくる義理の父


こんにちは、ママノスケです!
数ある中からお立ち寄りいただきありがとうございます。

さてさて、いつも夫との日常の出来事や、結婚前のエピソードを中心に書いていますが、
今回は夫のお父さんのお話です。

夫のお父さんは、東日本大震災が起こったあの日に「余命半年宣告」され、
その後9年命を全うし、ハワイ旅行も何度も楽しみ4年前に他界しました。

私は夫との結婚前の交際時期に、食事やハワイ旅行をご一緒する機会があり、
なかなかキャラ強めの歓迎をしていただきました。笑

今回は、その時のエピソードを中心に書こうと思います。


初対面で夫婦箸をくれる義理の父


夫の両親と初めて会ったのは、結婚はおろかプロポーズもされていない、
交際半年程の頃。

夫は始めから結婚願望の強さをひしひしと感じていたので、
夫の両親的にも " 親に会わせるという事は結婚を見据えているんだろう " と思っていたのかもしれません。

ただ、当時の私は「この人は人と暮らす才能がないな」と思っていて。笑
というか、本人にもそれを伝えていたので、 " 今すぐ結婚とかって話になったらどうしよう " くらいな気持ちでいました。

その時の夫は根拠のない自信に満ち溢れた、逆に言うと人からの印象以上に自己肯定感かなり高めなタイプ。笑

私の「あなたは多分ADHDだよ」という真剣な告白も、「何言ってんの?」とスルー。笑

もう少し他人軸を理解してくれないと一緒には暮らしていけないぞ…
と怯えていました。笑

そんな中、私たちは関西旅行の途中で夫の両親と会うプランが持ち上がり、同棲のご挨拶がてら4人でランチをすることになりました。

関西旅行がメインという事もあり、あまり構えず気軽に考えていた私。
初めて降り立つ神戸の観光も楽しみだなーくらいに思っていました。

まさかの熱烈歓迎を受けるとも知らず。笑

当日、関西旅行を楽しみつつ神戸の街に降り立った私たち。
初対面の緊張感より楽しみが勝るくらいリラックスしてランチのお店に向かいました。

初めて会う夫の両親は、冗談も言ってくれるくらい気さくでユーモアのある2人
関西人な事もあるのか、終始和やかに会話が弾みながらランチが進みました。

ウェルカムな雰囲気で、余命宣告されたほどの病気を抱えている雰囲気も感じさせず、楽しい食事会。

ただ、ちょっとした疑問を感じたのは、夫父の好き嫌いの多さ。笑

サラダ類の野菜を「葉っぱ」と言って嫌煙し、キノコ類もNG。
魚類も全般NGだけど、エビイカカニは大好物!
漬物類は一切ダメ。

ハンバーグやエビフライなど、お子様ランチ的な料理が大好き。


↑ この好き嫌いは、後々のハワイ旅行での食事選びでかなり難点だったのですが、、笑

余命宣告を受けて何年も病気と闘い、本人もまだまだ長生きをしたい!と言っていたのに
食事面を改善する気の無さにちょっと疑問を感じていました。笑

今思うと、大人になっても偏食が変わっていなかったのかなとも思います。

主人が幼い頃の普段の食事ってどうだったんだろう?
…と疑問が湧きまくりだったのですが、記憶力が弱い夫は何も覚えていない!

ただ、ほとんど年始のおせちでしかお魚を食べなかったとさらりと言っていて衝撃を受けました。汗

夫は、一緒に住んでいたおじいちゃんからお刺身などのお魚を貰っていたそうで、
結果的に好き嫌いもあまり無くお魚も大好きでよく食べてくれるのですが、

夫にも同じような沢山の好き嫌いがあったらどうしよう…と思って余計に結婚に後ろ向きになりました。

そんなちょっとした不安と楽しい会話で食事会が進み、そろそろお開きという時。

夫はお会計も兼ねてお手洗いに立ち、席には3人になりました。

その瞬間、夫のお父さんが「これ、京都のお土産なんだけど」と袋に入った箱を渡してきました。

食事中、「この間京都旅行に行ってきた」と既にお土産のお菓子を貰っていたので
「まだあったんですか? ありがとうございます! いただきますね。」
と、すんなり受け取った私。

「ちょっと間違っちゃって〜」

とテヘペロな雰囲気で渡してくる夫父の顔を見ながら袋の中を見てみると…

「夫婦箸」


の文字が書かれていました!

…コレは絶対わざとだ!
間違って夫婦箸買う訳ないだろー!
息子がいない間に渡すの確信犯だなーー!


と思う私。笑
まさかのプレゼント攻撃に "笑う" というリアクションしかとれず。笑

そうこうしていると、夫が戻って来ました。

夫「何その箱?」
私「また京都のお土産貰ったのー」
夫「あ、そうなの??」

的な会話で一旦やり過ごし、解散してから一連の出来事を報告しました。笑

夫も「えーーー」と言いながら苦笑い。
夫以上に結婚願望(息子の)が強い父なのでした。笑

そこから1年弱、夫からのプロポーズを受けた後の婚約期間中の夫ファミリーとのハワイ旅行では、

ホテルのキッチンで「Happy Wedding」のプレート入りの素敵なケーキに「ケーキ入刀」をする儀式も行われました。

何かと気が早い。笑

何かとクセが強めキャラクターのお父さん。笑

面白いやらビックリする機会は多めですが、
でもこれだけ歓迎して貰えると嬉しいですね。笑

夫が小さい頃のお父さんは、よく激怒して手をあげたり理不尽な事も多かったそうですが、
夫が中学入試に合格した頃から落ち着いて行って丸くなったそうです。

夫のお父さんもきっと、ADHDやASDを持っていたんだと思います。

個性はあって近くにいる家族は大変な事もあるけど、でもそんな個性も面白かったりしますよね。笑

亡くなる直前、私たちが家を建てることになった時も

「シャッターをつけなさい」

という遺言を残してくれました。笑
意思を受け継いで、しっかりシャッターを付けています。笑

今日もきっと空から見守ってくれている事でしょう。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日が皆さまにとって楽しい1日になりますように。






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