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あわや迷子に! 新年早々ケアレスミスと思い込みで息子を見失うADHD夫
こんにちは、ママノスケです!
数ある記事の中からお立ち寄りいただきありがとうございます。
皆さん、初詣はされましたか?
ママノスケ家は、
年末年始で帰省した夫の地元で行き、
帰って来て家の近所の神社にも行きました。
今回は、そんなお参りで新年早々ヒヤヒヤさせられたエピソードです!
あの時は必死でなんとも思わなかったけど、
後々落ち着いて考えてみるとイラっとする。笑
そんなこと、ありますよね?笑
近所の小さな神社に初詣
ママノスケ家は、特に神道という訳ではありませんが、定期的に神社にお参りしています。
息子は何故か前から神社が好きで、
お散歩のついでに「ペコンしにいくー」とよく言っては近所の小さな神社にお参りしていました。
夫も毎週日曜日のルーティンであるランニングで、
その近所の小さな神社にお参りしているようです。
そこは近隣の地元民には愛されている神社。
小さいながら普段からお参りする人も結構多く、
定期的に集会も開かれているようです。
そんな家から徒歩7分程度の近所の神社に、
今年も新年のご挨拶に行って来ました。
その日は丁度「お焚き上げ」をする日だったようで、
行ってみると人が集まってお焚き上げの真っ最中。
消防団の消防車も来ていて、ちょっといつもと違う雰囲気でした。
4歳の息子は乗り物が大好き!
消防車みたいな緊急車両は特に好きなこともあり、
神社の中にいる消防車に興味津々でした。
いつものように、息子にお賽銭を入れて貰い
家族揃って二礼二拍手。
そして各々目を閉じてご挨拶。
の、はずが!
息子はなんだか落ち着かない様子で、消防車を見たりお焚き上げを見たり。
とりあえず大人は挨拶と一礼をし、
振り返るともう息子は参道を走り始めていました!
その神社は参道が長め。
神社は小さいながらも参道は50メートル程あり、
両脇には民家が建ち並んでいます。
小さい子が走り出したくなりそうな、真っ直ぐな道。
息子はふざけた様子で何度も私たちを振り返りながら
真っ直ぐな参道を走っていきました。
息子を見失った参道出口
私たち夫婦はそんな走る息子を見つつ、
でも出口で待っているでしょう。
とたかを括っていました。
参道の出口には向かいにマンションがあり、
左右に分かれるT字路になっています。
少ないながらも車通りはあるので、徐々に心配になってきた私たち。
私が「追いかけて」と言うのと同時に夫も走り出していました。
私は現在訳あってあまり走れず、息子を追うのは夫の役割。
息子は参道の出口でちゃんと止まってくれたのですが
その後イタズラな表情で振り返り、
家のある右手方向に走っていきました。
息子に遅れること10秒弱、夫も参道出口に到着し
息子が向かった方向へ。
私も参道の出口に近づいていました。
と、思いきや!
追いかけたはずの夫がまた参道出口に顔を出しました。
いない!
えっ、居ない?
念の為に反対方向も見に行く夫。
私も追いついたので、私は家の方向に向かいました。
家までの道のりには、よく行く公園もあります。
私はその公園の前まで行き、高台から息子の姿を探しました。
しかし、見当たらない!
見晴らしが悪い訳ではないその通りにも公園にも、
息子の姿は見当たりませんでした。
夫も公園まで到着し、
「俺ちょっと家帰ってくる!」と。
そこから家まではものの4分程度。
私は引き続きその周辺を探しつつ、夫からの連絡を待っていました。
息子の性格を考えると、
1人で帰れるところを見せて褒めて貰いたかったのではないか。
家で待っているのではないか。
そんな気もしていました。
家の周りにも見当たらない息子
家にたどり着いた夫から電話を受けた私。
この時は、半分は
「見たかったー!家の前で待ってたよー!」
と言われるんじゃないかと思っていました。
しかし、電話の向こうから聞こえて来た夫の言葉は
「家にも居ない!」
…えっ?! 本当に居ない?!
さすがに不安感と焦りと嫌な汗が身体中を駆け巡る。
夫は、「早めに警察に電話しようと思う。」
と言い、探しながらまた公園辺りに向かいつつ電話をするとの事でした。
私はまた元の神社付近に戻って探していたのですが、
とりあえず夫と合流する為に、息子を探しつつ公園を目指しました。
このまま見つからなかったら…
この人通りの多さで誘拐は考えにくい気がするけど、
どこかで怪我でもしてたら…
でも泣き声や呼び声も聞こえない…
いろんな不安で血の気が引いていく感覚でした。
自ら笑顔で戻って来た息子
まもなく公園に到着というタイミング、
向こうから笑顔で走ってくる我が子の姿が!
私は思わず駆け寄り、気づけば安心感で泣きながら息子を抱きしめていました。
良かった!!無事でいてくれて良かった!!
息子はキョトンとしつつ、泣いている母にややビックリ。笑
そして、ちょっと自慢げに
「ひとりでおうちかえっちゃったんだよ!」
…えっ?!
家にいないんじゃなかったのか?!
とにかく無事に見つかった事を夫に連絡して、私と息子は家に向かって歩き出しました。
「お家に居たの? パパ来なかった?」
と聞いた私に、息子は
「パパこなかったよ。 ひとりでまってたの。」
えっ?! どゆこと?!
そこへ、警察に見つかった報告を終えた夫が合流。
家に居たらしいという話を伝えると、
「えー!居なかったけど! どこに居たの?!」
やっぱり夫は家をちゃんと見回ってはいた様子。
どうして見つからなかったんだー?!
そして無事3人で家に到着し、改めてどこに居たのか息子に尋ねてみると…
「ここだよ。げんかんにすわってたの。」
…え? 玄関?! 玄関の中にいたの?!
息子はまだ4歳。
もちろん家の鍵も持たせていません。
「家の中は見たの?!」と夫に問いただすと、
「いや、鍵しまってるからと思って見てない」
そうなのです。
家を出る時は鍵を閉めているはず! はず!!
その後、いろいろ思い出してみた結果、
神社に向かう時、外に出た後で夫は忘れ物で一旦家に戻ったのですが、
その時にどうやら鍵をかけ忘れたらしい。
で、そこは無意識だったので本人は鍵をかけたと思い込み、
探しに戻った時も鍵をかけたと信じ切って家の中には入らなかったらしい。
まさに夫の注意欠陥と思い込みという、
特性の掛け合わせから生まれたアクシデント!
しばらくして落ち着いてから考えると…
なんで鍵かけ忘れてんだーー!
そして鍵を絶対にかけたと思い込むなー!
無意識な自分を信用するんじゃなーーい!!
モヤモヤしてくる私。笑
とは言え、息子は止まって待っているだろうとたかを括って、神社で見失ったのは私も同罪。
反省してこれからは見失わないようにしなければ!
と、新年早々反省と学びの多いお参りでした。笑
息子は、呑気に
「おまわりさんにさがしにきてほしかった」
なんて言っていましたが、
それでも「これからはママたちといっしょにかえる」
なんて幼いながらに心配をかけた事を反省してくれていました。
モヤモヤしつつ、反省しつつ、学びつつ、
でもちょっぴり家族の絆が深まった思い出深いエピソードになりました。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日が皆さまにとって楽しい1日になりますように。