もしも地震の予知ができたなら
日本に住んでいる限り、避けることができない地震。
大難が小難に、小難が無難にと祈ることしかできません。
地震、雷、火事、おやじとは、本当にその通りで
予測ができない、ある日、ある瞬間、なんの前触れもなく、突然起こる地震が
一番怖いです。
今日は311、東日本大震災があった日。
私は神戸で117の震災に遭いました。
それまで、神戸は大きな地震を経験したことがなかったから、皆さんの意識がとても低く、家具を壁に固定することもなく、あと耐震基準に満ていない家もとても多く、一番命を落とされた原因は、壊れた家や家具で圧迫されてでした。。
日本は早急に、耐震補強が必要だと。古いマンションでも頑丈に建てられているビルは大丈夫でした。古い木造の一軒家は、一階部分がほとんど潰れて、能登の地震の映像を見ていると神戸と似ていると感じました。(耐震補強の補助金制度があります)プレートの地震と活断層の地震では、被害がまた違うのではないかと。
地震予知ができたらどんなにいいだろう。
もしかして、五感をフルに使えば、少しは予知できるかもしれないと思いました。
4つ感じたことがあったので書いてみますね。
① 神戸は地震前日の夕方、異常なまでのオレンジの空だったのです。その空を見た多くの人は、あんな色の空を見たことがなく、気持ちが悪かったという人も多かったです。
② 動物が異常行動をしていたのです。実家の庭に、どこかからノラ猫ちゃんが
いつもやってきていたのに、地震の数日前から見かけなくなったり、大型犬がどこかから庭に迷い込んできて、走り回っていたり。多分飼われていた、わんちゃんだと思いますが、逃げ出してきた感じで、落ち着かず走り回っているのです。
人間よりも、動物のほうが敏感なのだと感じました。
③ 昔から近くに流れていた綺麗な湧き水が、半年前からピタリと出なくなったのです。ご近所の方たちと、おかしいね、そんな話になることも多く、震災後、
また出るようになりましたが、地盤がずれていたのか、なにか関係があったのかもしれません。
④ うちの次男は生後4か月でしたが、地震が起こる1分前に泣いて起きたのです。
5時46分の地震でしたが、あとから小さいお子さんが、めずらしくあの日は早く起きていたという話は、よく聞きました。小さいお子さんは、なにか感じる力があるのかもしれません。
毎日の暮らしの中で、ちょっとした違和感は、大切にしたほうがいいといつも思っています。恐怖に縛られるのは良くないけれど、もしものことを考えて行動する。日本に住んでいる限り、大切にしたいことです。
maman♡