第25回「お手軽♪さかな釣り」
こんにちは!
京都府の丹後で活動中の防災ママサークルままもりっこです♪
ままもりっこでは、子育て世代の交流と防災の学びの場をつくることで「孤育てさせないまち」を目指しています。
非常時には人と人とのつながりが必要不可欠であり、つながりこそが最大の防災だということをコンセプトに活動しています。
10月の活動内容
京丹後市峰山町にあるキャンプ場「天女の里」で釣り体験をしました。
天女の里はキャンプはもちろんのこと、さまざまな自然体験ができてリフレっしょにはもってこいの場所なのです。
釣りが好きなパパも多いと思いますが、ママも魚釣りしてみたい!!
ですが、魚釣りの準備もどうすればいいかもわかりません…
天女の里では初心者ママにもありがたい、竿も餌をすべて準備されているので手ぶらで参加可能でした。
狙うはニジマス!!
(決まった区域の中に事前に放流してくださいます。)
釣り体験スタートです♪
む、むずかしい…
渓流釣りなのですが、浅瀬なのでニジマスが見えるのです。
ということは、ニジマスからも人間が見えるわけです。笑
そこに見えているのになかなか釣れません!!!
釣り体験はこどもたちよりも親が真剣でした。
餌を投げ込むと魚がよってくるのですが、ニジマスではなくはじめにアブラハヤという小さな魚が一斉に餌を食べにやってきます。
この魚はヌルヌルしていて内臓がとても苦いため、あまりおいしくないそうです。
ちゃんとニジマスも釣れましたよ!
釣りたての魚にこどもたちも興味津々です。
生きた魚を触ることはまさに自然体験ならではです。
防災は生きること
防災って座学や訓練だけではないと思っています。
防災=生きることそのものなので、どんなことからでも防災につながります。
今回の釣り体験も、自然や魚の命に触れることでその尊さや慈しむ心を育むことができます。
そんな経験をママやパパがまず最初にしてみないと、こどもたちに体験させることは難しいです。
自然から学ぶのは豊かさだけでなく、時に猛々しく、雄大さや厳しさも知ることができます。
災害時には、「何を準備するか」ももちろん大切ですが、何もないときにそこから「何をうみ出すか、どう活かすか」が求められているような気がします。
都会育ちの私も丹後にきてから魚を触れるようになったり、こどもたちと自然遊びをする(できる)ようになりました。
丹後は、海があり、山があり、川があり、田畑があり、自然から防災教育につなげるにはうってつけの場所です。
これからもいろいろな体験や経験を通して、楽しく防災をお伝えできたらと思います。