三石本桐 カワカミプリンセスを生んだ牧場でランチ
すでに離乳を開始した牧場が多いと思う。そこここで「お母さーん」と言っているような鳴き声を耳にする。この季節が巡って来たのだなぁと思う。隣の牧場は1頭は6月頭に生まれたので、まだ親子一緒に放牧されている。珍しく親子揃って寝転んでいた。朝晩、半袖では寒くなってきた浦河だが、まだ牧草の緑は青々として綺麗だ。
晴れが続いているので、牧草ロールをあちこちで作っているのを目にする。そんな牧場の営みを見ながら、お誘いを受けて、ランチに出かけた。
2006年にオークスを勝ったカワカミプリンセスを生産したに三石川上牧場-ペガサスファーム。カワカミプリンセスはウマ娘にも登場するので、ファンも多いと思うが、残念ながら2023年9月に亡くなっている。引退後、カワカミプリンセスは繁殖牝馬として戻って来た。そのペガサスファームの牧場主の奥様がカフェをしばらく前にオープンしており、明るいママが一人で切り盛りしている。2階からの眺めは素晴らしい。風も通って、とっても気持ちがよかった。馬の嘶きを聞きながら、手作り料理を食べて、のんびり。
この辺りは三石本桐というところだと思うが、私一人ではおそらく到達できない。目印になるものがなく、周囲は牧場ばかりで、どこを見ても私には同じ風景に見える。三石出身の方が運転をしてくださったので、すべておまかせ。
帰りには「三石の山の方のパン屋さん」としか知らなかったお店に寄ってくれた。ここの食パン、浦河の良く行くカフェで以前は買う事ができたので、好きだったのだ。小さなお店ながら、結構な種類のパンが売っていて、思わず、あれもこれもと買ってきた。
ニュースで、あちこちでまだ猛暑日となっているようだが、浦河は秋の行楽シーズンといった気持ちの良い気候だ。幸せだなぁ。このまま冬にならなければ良いのになぁ。