見出し画像

馬も夏休み

浦河から空港へ向かう国道を走っていると、通過する町がそれぞれ趣向をこらした街灯に気づく。上の写真、わかりますかね? 馬と昆布。三石昆布で有名な三石のものだ。

年に一度、お盆の時期はイベントの通訳をしている。そのため、昨日東京へ移動してきた。打合せがあったのだ。その後、食事をしていたら、店内のお客さんの携帯すべてから、緊急地震速報が鳴りだし、ただならぬ雰囲気だったが、大した地震じゃなくて、本当によかった。

夏バテ

愛馬は今年は私のいない間は夏休み。出発の前日に乗った後の写真が下の写真だが、目の下にクマができていて、お疲れ気味。涼しい浦河でも運動すれば、もちろん人も馬も汗だくになるし、馬は今の時期、アブをはじめ、お腹や脚、首などを刺す虫がいっぱいいて、放牧地で草を食べていても、休まらない。常に動いている感じだ。尻尾を振ったり、後ろ脚で回し蹴りのようにしてお腹のあたりの虫をはらったり、口先でお腹のあたりに来る虫をすばやくたたいてみたり、全身震わせてみたり、「もうやめてよね!」という感じで、バンっと激しく後ろ脚で地面をたたいてみたり。それはそれは忙しい。

疲れた、という言葉さえだせないほど、疲れているよう

なるべく涼しい時間に乗るように心がけ、乗る時間もいつもより短くしていて、走りに問題はないし、練習がきつくて疲れているのではないと思う。常歩で歩いていると虫が寄って来る(虫が嫌で尻っぱねをしたりする)から、ゆっくりウォームアップというよりは、チャチャっと練習をすませて、外なら走路をのんびり歩いてクールダウン。その後、シャワーで体を冷やし、乾かしがてら、愛馬が草を食む横で、私がお腹を狙う虫退治をしている。昔、冷房のない時代、昼寝をしている子供に団扇であおいで、少しでも涼しくしてあげようと風を送る母親みたいだなって思う(←映画とかドラマにこういうシーンってよくありましたよね?)。ただし、私はバチバチと刺そうをする虫を叩くから、どちらかというとモグラ叩きに近く、優しい感じは見ててしないと思うけど。私のいない間、とにかくゆっくり休んでほしい。この時期はたいてい昼夜放牧だが、幸い、今は放牧地の草の養生のために、愛馬は夜は馬房で過ごしている。

まさか自分も?!

先日、乗馬公園の屋内馬場にバークを入れる作業が人手がかかって大変そうだと他人事として見ていたが、我が家の庭に砂利がトラック1台分くらい届き、奥まで入れないからとザーッと1か所にまとめて下ろしてくれた。で、おしまい。ここからは自分でやってね、ということで、毎日、すこしずつスコップですくっては、目的のところまで運ぶという作業を行っている。こちらの作業も夏休みと言うことで、仕事から戻ったら、またやらなきゃなぁ。。

作業2日目が終了したところ。我が家には小さなスコップしかないし、遅々として進まない。。。
ここに砂利を運んでいる。これで少しでも雑草対策になるとよいのだが。
作業をしていると、馬たちが何をしているの? とよく寄って来る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?