雨が痛い話。

発達に偏りがあるお子さんの中には、感覚過敏をもつお子さんもいます。

感覚過敏とは、感覚に過敏さがあるお子さんです。(語彙力)

嗅覚が鋭いお子さんだとある特定の臭いが、苦手でその場にいられなかったり。
聴覚が鋭いお子さんだと、街中の雑踏の騒がしさに耐えられなかったり、運動会のピストルの音を怖がったり。

といった様々な感覚の過敏さをもつお子さんがいます。

私は以前ニキリンコさんの著作を読んだときに、

“雨が痛い”という記述をみて、

ほんとかー??

と思っていましたが、

保護者面談の際に、保護者から

「うちのこ小さい頃シャワーを痛がって、、、」
という話を聞き、
そうなんだ、、、と思いました。
(ニキさんすみません、、、

今担当しているお子さんの中では
給食の匂いがだめで、食べられないお子さんや
中学校の制服の肌触りがあわず、抵抗があるお子さんがいます。(頑張って着て登校しています、、

そのようなお子さんにはまず、
理解をしてあげるということが大事なのかなと思います。

知るのではなく理解。

どういうとき?どんな場面?どこが?

どうしたい?どうすると少し楽??

など
本人が言葉にできるよう(言語化)
少しづつ聞き取ってあげるようにしています。

また、こちらも自分の感覚を頼りにするのではなく、
想像力を働かせてあげることも大事ではないでしょうか。

#特別支援教育 #特別支援教室 #感覚過敏

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?