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たのしかった夏休みと2学期のはじまりに思うこと。

台風の動向が気になりつつ、息子の通う小学校は昨日から2学期がスタートしました。

始業式の前の日は、夜に家族3人でゲームを楽しんで、なんとか21時すぎに寝かせるのに成功しました。

夏休みはかなり気ままにのんびりと過ごして、お昼寝もたっぷりしたり、そのまま夜型の生活になりつつあったので、また6時半起きの生活にすんなり戻れるのかと不安でしたが、朝は自然に目を覚ましてくれて、淡々と過ごしていました。

それでも少し緊張していたのか、朝食は「おなかすいてない」とほとんど食べず。

プレッシャーになったらいけないと思って、無理やり食べさせることはしませんでした。



始業式の日は、もともと夫に頼んで休みを取ってもらっていたので、
「授業は4時間目までで、給食なしでお昼にそのまま家に帰ってこれるよ~」
と伝えると、息子もやったー!と喜んでいました。


登校班の時間になって、普通にカバンを背負って家を出て、息子についてきてと言われたら一緒に学校に行くつもりでしたが、息子本人がバイバイと言ってきたので、そのまま登校班でひとりで登校していきました。

その日の連絡帳には、私からは下校の連絡と「2学期もよろしくお願いします」と書いて

担任の先生からは、

「登校班で元気に来てくれてよかったです。がんばりすぎないように、また家庭でもゆっくりと見守ってあげてくださいね。

と達筆な字で書いて返してくださって、なんだかありがたい気持ちでホッとしていたのですが…


今日の朝になり。

昨日から息子に「明日はママについてきてほしい」と言われていたので、私も登校班で一緒に学校までついて行きました。

もともと、1学期の最初に、「もう疲れた、行きたくない」と息子が言って学校に行けなくなった理由のひとつに、登校班の班長のお兄ちゃんが歩くのが速すぎて、ついて行くのに必死で、ちょっとでも遅れると後ろから副班長さんに「早く!早く!」と言われてそれがしんどいし怖いと息子が言っていて。


担任の先生にも相談はしていて、その後私と一緒に学校に行くことが続いて、そのまま夏休みに入ったので、そのことはうやむやなまま新学期になりました。

今日、改めて登校班に一緒についていくと、大人の私の足でも小走りでついて行かないと追い付けないほどのスピードで。

これを1年生の小さい体でついて行くのは至難の業だろうなと感じました。

息子も学校に着くころには疲れ切った顔をしていて、私に何か訴えようとしていましたが、門のところに校長先生がおられたのでそのままバイバイをして行かせました。

でも、これはまた、「疲れた、行きたくない」と言って行けなくなるのも時間の問題な気がしました。

登校班について行けるように足腰を鍛えたり、一人で行けるように自立心を鍛えるのも大事なことかもしれませんが、それにはちょっとかわいそうだなと感じるくらいのスピードで。

1学期の最初はそんなことに何も気づけず、私は、仕事に遅れるから、と急ぎ足で登校班の集合場所まで送って「はい、もういってらっしゃい!」という感じでバタバタと見送り、家に戻っていました。

思い返すと、息子はいつも出発直前に私を見つめてすごい顔をしていて、不安だったんだろうなと思います。

2週間はがんばって行きましたが、2週目の金曜日に「もう疲れた、行けない」と言ってはじめて学校をお休みしました。


そこから登校班では行けず、私と一緒に学校に行くことが続いて、最後の2日間だけ私が旗振り当番があったため息子はひとりで登校班で行って、1学期が終わっていました。
学校自体はお友達もたくさんできて、勉強はそこそこに、楽しんで行っている感じでした。

これらを考えてみると、息子が登校班で行くと言えばそれまでなのですが、過保護かなとは思うのですが、また「疲れた、行きたくない」となる前に何か手を打てることはないかなと考えてしまいます。

こういうことはこれからも息子の人生にたくさんあるだろうし、それが乗り越えるべき壁なのかどうかの見極めは難しいし、でもそこから守ってあげられるのも私たち親しかいないんだろうなと感じています。

とりあえず担任の先生に相談させてもらって、どうしていくかを考えていこうと思います。


そんな2学期のはじまりですが、夏休みは家族で思いきりのんびりと過ごせて、良い夏休みを過ごすことができました。

宿題は、なんとか最終日に自由工作を完成させて、親の丸付けもギリギリまで放置してしまって焦りましたが、なんとか完成できました。(これは親の反省点)

アサガオも無事に育て続けることができました。地味にこれが一番のプレッシャーでした笑。


家族旅行では、名古屋港水族館に行けたのがほんとうに楽しかったです。


息子はこの夏ほとんどの時間をゲームをしてすごしてして、あまりにもゲームばかりしているのでこれで大丈夫なのかと心配していましたが、イルカショーを見て純粋に感動している姿に、なんだかホッとした気持ちになりました(笑)

席も、私たちは「前の方は水に濡れますよ~!」とアナウンスで言われたので前には行きませんでしたが、息子はひとりでもかなり前の席に座って、イルカがジャンプするたび思いっきり拍手をしてショーを楽しんでいて。
なんだかその姿に、「おおきくなったなぁ…」としみじみ感じて、ひとりで泣いてしまいそうになりました。


もちろん、イルカたちが一生懸命にジャンプしたり芸を披露してくれるのを見て「なんて健気にがんばっているんだ…!!」と別の涙も出そうになって、横にいた夫に涙ぐんだ顔を見られてギョッとされましたが笑。


息子の絵日記には、この日見たシャチのことが書いてありました。


こんなふうにホンモノの大きなシャチを見て心が動いてくれたのが、親としてもとても嬉しかったです。


そんな夏休みが終わって、2学期はまたどうなるかなという感じのスタートですが、息子の気持ちに寄り添いながら、気長に見守っていけたらいいなと思います。
ぼちぼちやっていこうね。


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