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ママはなんで僕の言うこと信じてくれないの?—HSPママだからこそ気づけたこと
こんにちは。この記事を訪れてくださりありがとうございます!
普段、HSP気質を持つママとしての悩みや、過去にうつ病を経験したからこそ見える子育ての視点について発信しています。
今日も、日常の中での気づきや学びをお届けできればと思います。
今回は、ある日の夕食後に起きた、兄妹のちょっとした喧嘩をきっかけに考えたことをお話しします。その中で、子どもから投げかけられた一言が、私の心を大きく揺さぶり、改めて「信じる」ということについて考える機会となりました。
HSPの気質を持つ方や、日々の子育ての中で「どうしてうまくいかないんだろう?」と悩むママたちにとって、この記事が何かの参考や共感につながれば嬉しいです。それでは、どうぞお付き合いください。
ある日の夕食後、キッチンでお皿を洗いながら聞こえてきた兄妹喧嘩の声。
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おもちゃの取り合い。こんなことは日常茶飯事の光景ですが、放っておくわけにもいかず、耳を傾けつつも手を動かしていました。状況の全てを把握していたわけではありませんが、声のトーンや断片的な言葉から「兄がちょっと乱暴だったのかな?」と感じた私は、つい兄に軽く注意しました。その瞬間、彼が放った言葉に心が止まりました。
「ママはなんで僕の言うこと信じてくれないの?」
何も言い返せませんでした。
その一言が、自分でも驚くほど胸がざわつき、心が沈むのを感じました。「どうして私は、彼の言葉をもっと丁寧に受け止められなかったんだろう?」そう自問せずにはいられなかったのです。
背景にある私自身の「特性」
私はHSPの気質を持っています。些細なことにも心が敏感に反応し、時には感情が自分の中で膨らみすぎてしまうことがあります。また、過去にうつ病を経験したこともあり、自分の気持ちと向き合うプロセスには慣れているつもりでしたが、子育てとなると別物でした。
忙しい日常の中、些細な喧嘩や騒ぎに圧倒されることが多々あります。そして、HSP特有の「全体を見通そうとする癖」が、逆に「直感で結論を出してしまう」という形で現れることもあります。この日もその延長線上だったのかもしれません。
子どもの喧嘩を聞きながら、「兄が悪いかな?」と直感的に判断してしまった私は、彼の言い分をしっかり聞かないまま注意をしました。その結果、彼からの「信じてくれない」という言葉を引き出してしまったのです。
HSPママだからこそ悩むこと
HSPの気質を持つと、子どもの感情や表情の変化にとても敏感になります。それは良い面もありますが、時には自分が抱え込んでしまう原因にもなります。
例えば、子どもが怒っていると、自分まで「怒らせてしまった」と感じ、責任を感じすぎることがあります。逆に、子どもの悲しそうな顔を見ると、それが頭から離れず、「どうにかしてあげたかったのに」と自己嫌悪に陥ることも。
今回のエピソードもまさにそうでした。「彼の言葉を信じてあげられなかった」という事実が、後から私を苦しめました。そして、それが「私の親としての欠点なのではないか」という負のスパイラルに入ってしまいそうでした。
気づき:まず自分を責めないこと
でも、同じようにHSPで、うつ病を経験したことのある私が、今だからこそ言えるのは、「まず自分を責めすぎない」ということです。
子育ては、完璧を求めたら苦しくなるばかりです。子どもたちにとっての「理想のママ」になることよりも、時には間違えても、それを認め、次に活かそうとする姿を見せることが大切なのかもしれません。
そして、自分が敏感に感じ取る力を、「失敗の反省」にだけ使うのではなく、「これからの改善」に向けることで、その特性をポジティブに活かせるのではないかと気づきました。
今後の私の取り組み:HSPだからできること
話を聞く時間を取る
子どもが何を考え、どう感じたのかを最後まで聞くことで、彼らの心を尊重する姿勢を示したいと思います。敏感さを武器にする
HSPの私だからこそ、子どもたちの小さな変化や感情に気づける。それを強みにして、問題の本質に早く気づける親になりたいです。自分のケアを怠らない
どんなに感受性が強くても、自分が疲れていては子どもたちに向き合うエネルギーを持てません。自分を大切にし、心の余裕を持つことを優先しようと思います。
同じように悩むママたちへ
HSPの気質を持ち、うつ病を経験した私にとって、子育てはときにとても難しく感じることがあります。でも、こうして子どもたちの言葉や行動を通じて、自分の課題や成長のきっかけに気づかされる瞬間もたくさんあります。
もし同じような環境の中で悩んでいるママがいれば、ぜひこの記事を通じて「ひとりじゃない」と感じてもらえたら嬉しいです。私たちは完璧である必要はありません。ただ、子どもたちと一緒に成長していけばいいんだと思います。
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「ママはなんで僕の言うこと信じてくれないの?」
この言葉は、私にとって小さなSOSであると同時に、自分自身を見つめ直す大きな気づきのきっかけでした。
HSPの特性や、過去の経験は私にとって時に重荷になることもありますが、それがあるからこそ子どもの感情に敏感に気づけたり、深く反省し学べる部分もあるのだと思います。
子育ては迷いの連続ですが、その中にたくさんの宝物が隠れている。これからも子どもたちの言葉を大切に受け止めながら、HSPママだからこそできる子育てを見つけていきたいと思います。
どうかこの記事が、同じような思いを抱える誰かの心に届きますように。
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