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自分の枠を超えるとき

今までの自分の「枠」を超えなくてはならないとき、
ちょっとした息苦しさみたいなものを感じる。

自分が自分でなくなるような感覚になるから。

今まで心地よかったリズムとか、環境とか、人間関係とか、
これまでのやり方というものを、ガラッと変えていく必要がある。

「過去への執着」を手放すときなのだ。

かつてのリズムに慣れた自分、自分が自分でいられたような感覚への居心地の良さを捨てて、新しいリズム、新しい思考回路へとシフトしていく。

普段は”思考の断捨離”を勧める自身も、

自分が枠を超えるべきときは、少なからず「過去への執着」が生まれるものです。

さて、

どうしたら新しい自分へと”華麗に”チェンジできるのだろうか。

それはきっと、
学校の「新学期」と似ているのかもしれない。

1年間、一緒に過ごした先生とクラスメイトとお別れし、
新しい学年へとステップアップする。

「あ〜〜1年間ホントに楽しかったな〜〜」なんて、

思い出と寂しさを抱えながらも、終業式を迎える。

そして、新学期には、新しい仲間と環境に身を置き、
いつしか馴染んで、それが当たり前になる。

そうだ!
しだいに体が馴染むのを待っていればいいのだ。


それまでの自分の枠を超えた環境に飛び込むと、
本当はそれだけで「コワイ」と感じている。

だから、無理に早く慣れようと思ってみたところで、苦しくなる。

飛び込んだあとは、その環境(ステージ)が自分と一体になるまで、
優しく観察してあげればいい。

一体化は時間が助けてくれるだろう。

心地よさを感じ始めたそのときに、自分の枠を超えたことになる。

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