2023年に読んだ本
ポッドキャストで今年のベスト本紹介をしたので、せっかくなので今年読んで面白かった本のまとめ。
本当は村上春樹の新作を入れたかったけど、残念ながら期待外れでした。
1 「くもをさがす」西加奈子
日本の当たり前は海外の当たり前ではない。知識としてはわかっていたことに今ぶつかっている自分にとって、カナダでがん治療をされた西さんの話は体に染みわたるものでした。
2「スマホ時代の哲学」谷川嘉浩
偶然ポッドキャストで知った谷川さんの本。仕事が終わった後に無限にスマホを見てしまいかつそれを後悔しながらも止められない自分の心理状態が見事に解説されてました。
3「台湾の少年」
台湾滞在中にむさぼるように読んだ台湾関連本の中で一番面白かったもの。いかに台湾の歴史を知らなかったか痛感させられました。、
4 「天路の旅人」 沢木耕太郎
久しぶりに読んだ沢木さんの本。熊本に引っ越してから参加するようになった熊本の読書会で深夜特急の読書会があったり、第一巻の舞台の香港・マカオに訪れる機会を得たり。今年は沢木さんの本とご縁がありました。
5 「海が走るエンドロール」たらちねジョン
今一番気に入ってる漫画。余白が本当に素晴らしい。
6 「遺伝と平等」
大好きな青木薫さんの翻訳本。大嫌いな言葉「親ガチャ」。それに対して科学的な事実からアプローチを提案している本。炎上手前のかなり微妙な部分を突っ込んで書いている。
7 「あなたのための短歌集」木下龍也
今後の趣味の一つで短歌を始めたいと思いながらもなかなか始められない。でも短歌を読む楽しみはできた。情熱大陸で知った著者。
8 「まんが パレスチナ問題」
これもいかに自分が歴史をしらなかったかを痛感させられた本。ただ宗教がからむと日本人にはなかなか肌感覚で理解が難しい。
9 「義経」
下関に旅行に行ったときに、なんでここに義経の銅像があるんだっけ?という無知さに嫌になって慌てて読んだ本。コテンラジオと合わせてやっと鎌倉幕府の成り立ちが少し理解できました
10 「人間の条件」
超相対性理論というよく聴いてるポッドキャストで紹介されていた本。まだ読んでる途中。わかりにくくてなかなか前に進まないが既成の概念をひっくり返されそうな本(来年のベスト本になりそう)
今年は環境の変化もあり、じっくり本を読むという精神的な余裕があまりなくて、正直全然本が読めなかった。熊本で読書会も見つけたことだし来年は倍ぐらい、できればもっと小説が読めるといいなぁ。
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