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すぐには伝わらないけれど、きちんと伝わる話

コミュニケーションや対話が大切な世の中だと言われています

みなさんは、自分の想いが相手に伝わっているかどうやって実感されていますか?


ビジネスであれば、情報の伝達の場合、伝わっているのか確認をしますが、日々の日常で、特に子どもや家族との会話においてはどうでしょう?


ことわざ「人のふり見て我がふり直せ」
この諺、反面教師の意味合いだけではなく、相手は自分を映す鏡で自分の想いが伝わっているかは相手を見たら分かるんだとも読み取れるのではないかと、私は考えています。


次男の出産後、暫く実家に里帰りしていた時のことでした。

次男にお乳を飲ませていると、隣の部屋でばあばんと遊んでいた2才の長男が泣きながら部屋に飛び込んできました。


「ママ!ばあばんね、悪い子なんだよ」「ばあばんがね僕のお手てペシンってしたの」「ママがね大切って言ってくれる僕のお手てをペシンしたの」「ママは僕のお手ても、あんにょもほっぺも全部全部大切だって言ってくれるのに」「ばあばんは大切な僕のお手てをペシンして悪い子だ」


大泣きでひっくひっくしながら、一生懸命話してくれる長男。
そして私の頬にも涙が。

こんなに小さくてもやっぱり大切な気持ちを言葉で伝えることが大切なんだな。自分が日常で手遊びや寝る前など何気なく伝えていた言葉でもしっかり小さい彼にも伝わっているんだ。とても感動した出来事でした。


今息子たちは思春期真っ只中。なかなか以前よりは話をする機会が減りました。
聞いているのかいないのか。

分からないけれど「今日は寒いから手袋持った?」「自転車気を付けて行って帰ってよ」「困ったことがあれば言ってね」

大切よ大切よと日々の生活の中で伝え続けます。


自分自身のことも、相手のことも、周りの人のことも大切にできる大人に育ってくれたら嬉しいなぁ。。。

子ども達をみて我があり方も考える。

大切なみなさん、今日も良い一日を!!



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