ママの休食の代表が語る、お惣菜のサブスクをはじめた理由
こんにちは!「ママの休食」の事業責任者を務めます、しきです。
ママの休食は、2021年10月、新たにお惣菜の宅配サービスをスタートしました。これまではサービス名にもあるように、新しい生命を産み出す女性(ママ)に向けたお弁当の宅配サービスを展開してきましたが、お客様から「もっとこういう商品があったら家族でも食べられる」「もっとこういう味付けがあったら子どもにもあげられる」といったお声をたくさんいただきました。これがきっかけとなり誕生したのが、忙しいご家族の健康を美味しくサポートする「ママの休食のお惣菜」です。
今回はママの休食が、ママそしてご家族に寄り添ったサービスへとより成長していくための第一歩として、8ヶ月間の月日をかけて企画検討した商品「お惣菜」についてお話しいたします。
ママの休食がなぜ、家族向けお惣菜の宅配サービスを始めたのか
「ママの休食のお客さま(とくに産後ママ)からの希望があったから」というのが率直な理由です。私たちがこれまで提供してきたママ向けのお弁当は、妊活中や出産を控える女性、母乳育児中の女性の栄養管理をサポートするアイテムとしてご活用いただいていました。ですが、この時期をこえると、仕事(育児などの無償労働も仕事の一つと位置付けます)と家庭の両立が求められるようになり、日々の食事や食生活に関する課題も変わってきます。そのため、ライフステージの変化に伴って、お客さまから「家族で食べられるお惣菜のような商品があると嬉しい」という声をいただく機会が増えてきたのです。
家庭の中にある「時間が取れない」という課題
若い女性や妊婦の低栄養が日本の健康課題であることは、以前のnoteでもお話ししたのですが、若い女性が妊娠・出産し、授乳期をこえると、また別の問題が浮上してきます。それは、妊娠前あるいは妊娠中以上に、自分の体をいたわる時間を優先できなくなるということです。
サービス開始当初に実施した「妊娠・出産経験者の生活実態調査(n=70)」では、「出産後の生活の中で最も足りないと感じたものは何か」という質問に対し、「自分のために割く時間」と回答した人が約76%いました。
また、こんな事例もあります。妊娠中から出産後にかけて女性の食生活がどう変化するのかを調べた複数の研究を系統的にレビューした論文によると、妊娠中から出産後にかけて、野菜や果物の摂取量、食事の質、健康的な食事パターンの遵守の度合いが減少するというのです(Yu Qi Lee, et al. Curr Dev Nutr. 2020 Aug; 4(8): nzaa118.)。
それはなぜか。私は、ここにも「時間」という課題が関係してくるのではないかと考えました。子ども優先、家計のやりくり優先で、自分のための時間が十分に確保できないのかもしれません。先述では、主に出産後の女性に焦点を当ててお話ししましたが、男性にも同様の課題が当てはまると思います。
仕事と家庭の両立を支援するために
ママに休食のコンセプトは「休養と栄養を届ける」こと。「時間」「健康」という課題を抱えるご家族を支えるのは私たちの使命です。そんな思いから、お惣菜サービスは立ち上がりました。
家族にとって(とくに共働き夫婦にとって)、仕事と家庭の両立は一つの大きな課題です。何よりも負担になるのは、献立を考えたり、食卓の準備・片付けなどの見えない家事・名もなき家事です。
私たちは、そんな家事の負担を少しでも軽減し、その分の時間を家族あるいはパパやママ自身の時間に還元できればと考えています。食卓の栄養バランスを整えるための優れたアイテムとして、ご家族の健康を支えることが、ママの休食のお惣菜サービスのテーマです。
※商品のこだわりや特徴、栄養のポイントについては、別の機会に開発担当もぎーの記事にて公開いたします。
ママそしてご家族に、休養と栄養を届ける
「自由でゆとりのある時間を増やし家族や自身のために還元する」
これは、私たちが実現したい未来です。家事、とくに炊事を担うということは、家族の健康を担うということ。だからこそ、その担い手となるパパ・ママには、手作り家庭料理に固執することなく、外食や中食・外注などを含む幅広い選択肢の中で、自分自身にとっても家族にとっても、よりヘルシーな(健康的な)選択をしてほしいと願っています。
ママの休食のお惣菜は、“手間抜きの手段”ではなく、“賢い選択肢の一つ”となって、ご家族に寄り添い続けます。
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