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ブータン活動日記12 ~オンライン出前講座~
久しぶりの投稿です。
気づけばブータンに来て1年が経過して、あれほど苦しかった毎日がなんだか嘘のような穏やかな日々。これが続くとまた新しいところに飛び出したくなるんだろうなと思いつつ、残り1年の間にそれが来ることはないだろうなと感じています。
本日日本の中学生にオンラインで出前講座をさせていただきました。職業講話の中の1ブースでトピックは「国際・教育」について。国際学部出身で海外の学校で働いている自分にぴったりな案件でした。
先方からの要望は、協力隊への参加動機や経緯・仕事内容・必要な力や資格、ブータンでの活動や日常生活の様子、中学生のうちに身に付けておくとよいことなどを話してほしいとのこと。自分の中学生だったときのことを思い返しながら資料作成。ついつい自分語りが多くなってしまいそうになるのを抑えながらあれこれと悩み、なんとか前日にパワーポイントが完成。約30分の講話を2回分やり遂げました。
久しぶりに日本の中学生という存在に触れて、あ~これが日本の義務教育だったなあという気持ち。司会進行も生徒が行い、カンペを読みながら定型文のような文章。質問をするとき、隣の席の子とクスクス恥ずかしそうにしながら会議。質問前に丁寧に「失礼します。○年○組の〇〇です。」との挨拶。ちゃんと指導されている・・・!と感動。今回は中学1年生が対象だったのですが、ブータンの中学1年生を指導しているためその違いをよく感じられました。
私も小学生か中学生の頃、似たような職業講話をうけたような気がしますが、正直覚えていません。けれども協力隊同期に中学生の頃に受けた職業講話で協力隊の存在を知って興味を持ったという子もいたので、1つでも何か印象的なものが残ってくれたらいいな~と淡い期待。ただ結果は知るすべもないので、今後も自分の道を歩みながら機会があればこういったことに参加させてもらおうと思います。
やっぱり子供ってかわいい。学生って尊い。若いってそれだけでエネルギーもらえる。なんて思うあたり自分も年をとったなあと感じる最近です。