「不倫」という言葉がモヤる理由〜不倫をめぐる思索の旅～
こんにちわ産業カウンセラー＆胎内記憶教育認定講師のとらちゃんです♬
今日は久しぶりの「自由な生き方考察シリーズ」
しかもテーマは「不倫」…(笑)
実は過去に不倫についてのご相談を受けたことが
あるのですが
「もっと相談者に寄り添えれば良かったかな？」
「一般的な価値観で決めつけて応答していなかったか？」
と、やや自分の中に課題感がありました。
人の心に寄り添うカウンセラーを志す者として
このテーマはどうしても
避けて通れないものがあるので
一度じっくり思索を巡らしてみようと思います。
ちなみに私個人は
不倫に対しては容認派でも反対派でもないです。
すべては当事者たちの選択の問題だと思っているので
ニュートラルな立場です。
不倫という言葉にモヤる理由
先日、あるドラマをきっかけに
母と婚外恋愛について
話をしていました。
その会話の中で
母は廊下で叫ばんばかりに持論を展開してきたのです。
「不倫はよくないと思うのよ…
でもね…例えば同窓会で昔好きだった人に
久しぶりに会って、気持ちが燃え上がり
恋をすることってあると思うし、
それ自体悪いことではないと思うのーーー！！！」と。
今年、後期高齢者になる母が
まるで二十歳そこそこのお嬢さんのような顔で
訴えてきて…
ちょっと笑ってしまったのですが(笑)
むべなるかな
確かに一理あります。
そして
「なんかさ『不倫』っていう言葉自体に違和感が
あるのよね…」という話にもなりました。
不倫という言葉は
法的には
「婚姻関係にある人が配偶者以外の異性と肉体関係を持ち、
その関係が継続していること」
さらに広辞苑で調べてみると
「人倫にそむくこと。人道にはずれること」と定義されています。
人倫＝人の道に反し、非道徳で人の気持ちを踏み躙るというニュアンスもあるらしい。
なんかすごいな～
言葉だけ捉えると
もう「犯罪」レベルの行為なんだな、と
改めて驚いてしまう。
「姦通罪（かんつうざい）」という言葉が昔はあり、
これは実際に逮捕され
当事者が懲役刑になる例もザラにあったそうです。
余談ですが
姦通罪の「姦」って
「どうして女が3つなのだろう？」
と昔から感じていました。
てか、すごい日本語だよね
姦通罪！？
＼＼カンツ～ザ～イ／／(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
この言霊がまとう
負のエネルギーたるや、おぞましいものがあります。
既婚女性が不倫をした場合は
既婚男性が不倫をした場合以上に
罪が重かったことに関係しているとは
推察できるが
それにしてもすさまじい男尊女卑www
男３つでもええやろっ！？
話を戻し
「不倫」という言葉に違和感があり
モヤる理由を考えてみます。
まず
既婚男女が配偶者以外の人と
「一線を越えてしまった」
というスキャンダラスな側面に
フォーカスしすぎ
肝心な
「どうしようもなく人を恋焦がれてしまう
人間として当たり前の本性」が
置いてきぼりにされている…
そんな言葉の印象があります。
恋とは、この世に生まれてきたからこそ
味わえる最高の感情体験の一つであり、
人類が誕生して以来、その命のバトンを
繋げてきた源でとあるはずなのに、
「婚外恋愛」というだけで、
便宜上決められただけの社会ルールの下に
圧せられる…
そのモヤモヤ感があるのだと思います。
量子力学的には、どんな恋も宇宙の栄養になる！？
そしてさらに
このテーマを量子力学的に
人間の「意識」と「感情」の仕組みで
捉えると、人間が作ったルールを超えた高い
視座で捉えることができます。
少し難しい話になりますが
最新の量子力学の仮説で
人間の「意識」の変遷を考えると…。
生まれる前の人間の「意識らしきもの」は
5次元以上の世界にある「量子真空」という
宇宙を包み込むほどの
膨大な「場」からポッと
飛び出す。
それが「意識体」となり
この世界のどこかに突如現れる。
意識体というのは
俗に言う「魂」と同義で
エネルギー素粒子という
超ミクロながら
物質（量子）として存在します。
この意識体は、それが持つ周波数
に合った肉体と結合し、
受精の過程で
人間の意識として5次元から3次元に転換され、この世に誕生します。
そして、この意識は初期設定では
真っ白いキャンバスのようなもの。
胎内にいる時から始まる様々な
「感情」や「経験」が
絵の具となり
その人の「人生物語」が
カラフルに彩られていく。
数多の感情体験が情報として
刻まれた意識は、この世で言う「死」を迎える時
肉体から離れ、意識体に戻り、量子真空に還っていく。
生きている間に意識体に刻まれた感情体験の情報は
貴重な宇宙の記憶として
量子真空場に永遠に保管され
宇宙はその記憶を「栄養」に進化していく。
そんな仮説が今、科学の世界で真剣に議論されています。
こう考えると
宇宙の記憶や栄養になる
という意味では
人生物語というキャンバスを
できるだけカラフルにした方が
宇宙側としては有難いわけです。
結局は
経験した者勝ち
たくさんの感情を体験した者勝ち
と言えなくもないのです。
このレベルの視座で考えると
不倫が良いとか悪いとか
ジャッジを差しはさむ余地はないと思います。
ましてや不倫にまでは至ってないのに
「夫がいるのに、あの人を好きになってしまった私って
人間失格だ！！！生きている価値がない！！私のバカバカバカ～～」
と自分の感情をジャッジし、断罪するのは
あまり意味がないこと。
もっと言えば
自分自身の心に対し失礼な気もします。
行動に移すか否かは別にして
自然と湧き上がる愛の波動はそのまま受容して
「いつかこの切ない恋心も宇宙に還元されるのね、ウフフ♬」
ぐらいの鷹揚さがあっていいのかもしれない。
不倫をする自分と仲良くできるか
ただ、ただね…
一方で私たちは
この三次元世界の制約と分離の中で生きています。
不倫を理由に
独身女性が既婚男性の妻側から
多額の損害賠償請求されることもあります。
たとえ誘ったのが既婚男性側からだとしても、です。
なかなかのハードコースな人生物語になるだろうから
そこは相当の「覚悟」が求められるのも事実。
どんなシナリオを選択したいのか？
何を今世で学びたいのか？
その覚悟の問題になってきます。
また
不倫をしている自分
と仲良くし続けられるか？という問題もあります。
世の中にはスリリングな恋愛であればあるほど
その状況を楽しめるタイプの人もいるとは思います…
でも多くの場合
自分の配偶者や家族、
不倫相手の配偶者や家族に対し
何かしらの罪悪感を持っている「自分」と
ある程度向き合い続ける必要があります。
これが不倫問題の裏テーマだと思います。
そんな自分と仲良くできるか立ち止まって
それでも突き進みたければ
それは他人がとやかく言う問題でもない。
「罪悪感はある。でも人生1回。
自分の本当の気持ちを大切に突き進みたい」
罪悪感や矛盾を携える自分ごと
OKと自己受容できるなら
それはそれで不倫や
その手前の婚外恋愛
もありかもしれない。
プラトニックラブ VS 不倫
また、よく思うのですが
「何もなきゃそれでいいのかよ？」
ということ。
私は女性なので、妻側の立場で考えると
例えば…
①夫と結婚して20年。
しかし、その間
夫は２0年間別の女性を
密かに想い続けていた。
性的な関係のない
いわゆるプラトニックな恋。
②ここ２、3か月
不倫関係にある女がいた。
①、②ともに
離婚事由になるケースだと思いますが
①と②のどちらが
発覚した時、
ショックが大きいだろうか？
と想像してみると…
私個人は①の方が②より
遥かにショックです。
肉体関係云々より
心を奪われ続けていたことの方が
ガチで「マジ」な感じで逆に
裏切られた感が半端ないから…
「なんちゅー失礼な奴だ！
だったら、さっさとそっちの
オンナの方に行けやっ！20年返せ！」
と言って夫の額に離婚届を
張り付けるでしょう。
こう考えると
「一線を越える＝不倫＝最大の悪」という
図式も、実はかなり曖昧な話になります。
自分の意識の中の深い井戸の底に…
自分が配偶者以外の人を好きになったり
配偶者が自分以外の人を好きになったり
配偶者がいる人を好きになったり
どんな場合であれ
社会通念的な言説や外野の意見に振り回されず
「どれだけ深く自分自身でいられるか」が
最大のカギだと思います。
つまりそういう局面に出くわし
何か選択を迫れた時に
自分の意識の中の
深いふかい井戸の底に
眠らせていた
不足感だったり
憧れだったり
子供っぽさだったり
夢だったりを
丁寧に優しく
汲み取り
見つめてみる
その作業が必要だと思います。
それは時に
痛みを伴いますが
まったく新しい自分に出逢える
きっかけになるかもしれない。
哲学的に考えれば
起こる現象というものは
その人にとって必要な学びがあるから
起こっているとも考えられます。
最後に
臨死体験を経験した人が
共通して語る
「大いなる存在からの質問」
について紹介します。
「ふいに、慣れ親しんだ身体から
私は抜け出し、その後、光となって
超高速で病院の天井を突き抜け、宙に舞い、
高度数億光年
を一気に突き進んでいく。
信じられない速さで上昇した後、突然、ピタッと止まる。
目の前には光の柱のような大いなる存在が佇み
やがて
たった2つの質問を投げかけてくる。
『あなたは
どれだけ学びましたか？
あなたは
どれだけ愛しましたか？』と」
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