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Mayumi B
2016年7月13日 16:56
ボランティア先もひとつになり、志穂は、自然と星野の家を訪ねる回数も増えてきた。認めたくないが、休日に会う友だちもほとんどいなかった。その日も星野の家を訪れていた。急に冷え込んで肌寒くなったので、星野が奥にある寝室に、カーディガンをとりにいった。車椅子なので、時間がかかるが星野は自分でできることは自分でしたがった。志穂は紅茶を淹れるため、湯を沸かした。白い湯気がたってきて幸せな気分になり