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#居場所
インティメート・ボランティア 11
「だって、だれでも快楽を得るのは、嫌いじゃないでしょう」
志穂はいいながら、自分の顔が不自然に引きつったように感じた。星野から、ミヤケとの関係を見透かされたように思えた。
ミヤケを元気にしてあげようとしていたことが、自分が反対にミヤケを快楽の道具として使っているのだろうか。快楽を得るようなセックスではないが、確かに、ミヤケを満足させることによって、志穂は自分が女神になったような恍惚感を覚えてい
「だって、だれでも快楽を得るのは、嫌いじゃないでしょう」
志穂はいいながら、自分の顔が不自然に引きつったように感じた。星野から、ミヤケとの関係を見透かされたように思えた。
ミヤケを元気にしてあげようとしていたことが、自分が反対にミヤケを快楽の道具として使っているのだろうか。快楽を得るようなセックスではないが、確かに、ミヤケを満足させることによって、志穂は自分が女神になったような恍惚感を覚えてい