終わりなき種蒔きの人生を送りたい。
Xを運用し始めて二ヶ月が経ちそうな
今日この頃。
少しずつだがフォロワーも増えてきた。
同じジャンルが好きな人であり、私の二次創作を
楽しんで下さる方々である。ありがたい。
まずは絵柄を好きになってもらいたいと思って。
何より二次創作は自分にとって心の栄養剤だから。
スタンプのファン、という訳ではない。
それは当たり前。
それを最初から望むのはおこがましい。
それは充分に分かっている。
誰が無名のクリエイターのスタンプを
ありがたがって買うんだね、という話。
名だたるクリエイター様方のスタンプならば
みんなそのクオリティに感動したり
流行りに乗ったりでいっぱい売れるだろう。
実際私も、普段使いのスタンプは版権物だ。
ポプテピピックや現場猫だ。ヘンなのが好きで。
コウペンちゃんも大好きだ。みんな魅力が溢れている。
たった二ヶ月、
発想力もまだまだ乏しく技術も拙い
私のスタンプが簡単に受け入れられるはずがないのだ。
分かっている。買ってくれた方は拾う神。感謝感激。
地道に、技術を磨いたり細やかに宣伝したりで
存在を少しでも知って頂く。それしか私には出来ない。
あとは「受けるもの」が分かるようになる事か・・。
アンテナのようなものは、わずかだが育っている。
絵の足し算引き算に口出ししてくるようになってきたから。
毎日、技術を磨くために深夜まで絵を描いている。
一枚絵を描くのにまだまだ時間がかかるから
大きな絵は2、3枚が限界だ。
スタンプならば、
描く物が明確ならばワンセット(16個+メイン画像&タブ画像)は
作れる。
40個なんてとてもとても。発想力が足りない。
そもそも、40個もスタンプ使いますか?という疑問。
40個入りは絵が小さ過ぎて探しにくいという話を
いつものもみほぐしの店主さんから聞いた。
良いなと思ったら個数が少なくても買ってもらえる。
それを目指して作っている。それが一番無理が無いし。
ちょっとヘンだけど愛されるスタンプを作りたい。
作ったスタンプはみんな我が子同然。
手抜きで作ったものなど一つも無い。
各種SNSを運用してみて分かった事の一つ。
「良いものが見てもらえるんじゃない。
誰が発信したかが大事」
有名と無名ならみんな、
信頼と実績の有名どころを選ぶだろう。
リアルでもネットでもフォロワーがいっぱいいる人は
やっぱり強いのだ。実力と人脈がある。
人が恐い私は羨ましい限り。
大っぴらに宣伝も、仕事募集も出来ない。
知人フィルターに頼るのみだ。
そんな、ダメなクリエイターが
状況をひっくり返せたならば、
一つの希望にならないだろうか。
この、弱肉強食の現実世界では。
無力な人間のキュウソネコカミ。
臆病者の一撃。
人脈、魅力、技術、愛嬌、全部無し。
でも、地道にコツコツの大切さは誰より知ってるつもり。
水がいつか岩を穿つ事も。
案外、何となく作ったものが
バカ受けする可能性だってある。
いつかこの終わりなき種蒔きが
報われる日を夢見て。
・・終わりがあっちゃダメなんだ。
鍛錬を怠るという事だから。
常に実力を研ぎ澄ましておかねば。
人生の目標の一つに、
「精神的に成長したい」がある。
引きこもり気質に精神の成長があるかよ、という
ツッコミはごもっともだ。分かっている。
引きこもりの引っ込み思案なりに
出来る事を最大限にやる。
細やかでも、やらないより良いだろう。
いつか、外に出てみようと思えるだろうし。
この人生、生きる意味など無く生きてきた。
必要とされる人間では無かった。
緘黙する私はただの都合のいいサンドバッグだ。
こんな命など。
だが、
今はやけに煌めいている。ギラギラしている。
自分の力で生きてやるという決意。
背水の陣。振り返る事は出来ない一方通行。
窮地に慣れ切った私は、
窮地でしか輝けない。
そこが私の居場所なのかもしれない。
冷たく暗い、静かな場所。
ここが私の安住の地。
ここで最期まで、戦い続ける。
長生きなど望まないから、
やり切ったという気持ちで終わりたい。
これは本心。
今日も、分身を作り続ける。
魂を削れ、心を削れ、体を蝕め。
生きた証を。
たかだかスタンプ、されどスタンプ。
激重感情で行こう。そうでしかあれない。