「引き寄せ」の法則は、本当にある。無意識編
「引き寄せの法則」なるものがある。簡単にいうと強く願うと叶うということらしい。どういうメカニズムなのか不明だが、実際に起きる。
私の場合「ぼへーと特に意識していないバージョン」と「超ピンチの時、必死に強く願うバージョン」の二通りある。
この記事では、ぼへーと無意識版の内容を記載する。
数年前の朝だった。「あ、お米ないやー、買わないと」と思いながら「重いし、週末の買い出しで車をだしてもらうまで、ま、いっか」と、こんな感じだった。
夕方、引っ越してから初めて商店街の抽選に挑戦した。
何が当たるのか張り紙を見なかったが、ひとまず長蛇の列に並んだ。
小雨が降る肌寒い日だった。帰りたがる子供の手をがしっと掴んで順番を待っている現場を幼稚園の先生の目撃されたが、満面の笑みで返した。
子供は引きが強い。ガラガラを回させると、銀色の玉がコロリと出た。米10キロだった!
「後で取りに来るかい?」
傘を差し、幼子の手をひく母親を、商店街のおじさんが気遣ってくれた。
「大丈夫です!」
私は鼻息荒く答えると、傘を子供に持たせ、5キロずつ左右に抱えた。
実家の犬2匹、合計13キロほどを抱えて歩いていたのだから、これくらい余裕なのだ。
おじさんは少し引いていたが、そのまま意気揚々と家路に着いた。
子供には、
「でかした!」
とお菓子を与え、すぐに米袋を並べて写真を撮ると、夫にLINEで報告した。
「米10キロ当たったよー!」
実に他愛のない話だが、タイムリーに起きたのでやっぱり記憶には残っている。
細々したとした小物をしまうケースが欲しかった!
キャンプを始めた頃、夫がもともともっていた装備だけでは足りず、どっぷりキャンプ沼に入り込んでいた。
ギア類を入れるコンテナケースが必要だったのに、補助的な物まで手が回らなかった。
ある日、ピンポンとインターホンが鳴った。お義父さんが、野菜やお米を送ってくれたのだ。
いつもは段ボールに詰めてくれるのだが、この時だけは、いわゆる私が望んだバッチリそのもののコンテナに入っていた。
その後も数回、同じタイプのコンテナで、いろいろと季節の野菜など送ってくれたのだが、我が家のキャンプ用品がちょうどすべてのコンテナに収まった頃、また元の段ボールに戻った。
一体どうしたわけでその時期だけコンテナで送ってくれたのかは不明だ。
「すごい丈夫で、本当に助かってます!」
とお義父さんに伝えたのだが
「ああ、そうかい」
と、特に説明もなかったのだ。
夫がわざわざ依頼したわけではない。
どちらかというと、私の方がお義父さんと話しているし、結婚してから思ったのだが男同士は必要以外ぺちゃくちゃお喋りしないようだ。
ましてや、義父でないと入手不可能なものでない限り、夫は絶対に自分で購入するはずだ。
母、なぜ買った?
その後も、冬キャンプ用のジャケットが欲しかったが、やはり手が回らず夫の着なくなったフリースを着るつもりでいたところ、ドンピシャな上着をなぜか母からもらった。
この時も、キャンプ用のジャケットが欲しいなど、誰にも言っていなかったのだが、、、。
私の母は、私の師匠ともいうべき超インドアである。母にとって、運動はスーパーに行くことだけだ。
なぜ、こんなアウトドアなジャケットを?と呆れたが、犬の散歩用だったとのこと。
今はお星さまになってしまったが、歩くより、抱っこされる方が大好きな子たちだった。
丈夫なジャケットでないと、よだれやら抜け毛やら引っかかれるやらで、普通のアウターではすぐボロボロにされる。
結局あまり着なかったそうで使用感もなかったが、いかにもお初です!というのもむしろ野暮だろう。ありがたく着ることにした。
他にもあるのだが、ぱっと思い出したことを書いてみた。どの時も、欲しい欲しいと声に出して騒いでいないし、ものすごいデッカイ独り言をつぶやいたわけでもない。
いずれにしても、引き寄せの法則のメカニズムは良く分からないが、強く願わなくても引き寄せてるなぁーと感慨深い。
そして、宝くじを買った後や暗号通貨を買った後など、超意識的に強く強く必死に願っても、全くかすりもしないのも納得いかない面白い現象だ。
暗号通貨は買った直後に、どの銘柄も暴落したので、浅ましい私利私欲には逆に天誅が下されるのかもしれない。(あくまで持論です)
そして、「超ピンチの時、必死に強く願うバージョン」の時は、本当に叶うのだが、後に対価=果たすべき使命が必ず訪れるのであった。(あくまで個人的体験に基づいた感想です)
以降、続きは別記事にて記載予定。