見出し画像

五輪が始まって興味が失われつつある今こそ、都知事選挙総括!

ちょっと時間が経ちましたが、都知事選挙その後について…

ほんと、メディアって酷いもんだと思いますね

選挙の総括として、勝ち負けの分析とか候補者のメディア対応がどうとか…

どうでもいいことばっかり

そして、オリンピックが始まったらもう興味なしって感じですかね。

公職選挙法違反ではないかと言われた「事前運動」は?

ポスター掲示板ジャックについては?

選挙の公平性や質の向上について徹底的に検証し、民主主義の根幹である選挙を守るのがメディアの使命ではないの?

このまま有耶無耶にした場合、次の選挙ではやってOKってことになっちゃいますよ。特に、衆議院選挙とかになれば、規模もさらに大きくなるんですから。

また、安倍さんの事件やトランプ前大統領の襲撃についても、もっとテロリストに対して厳しい視点で取り上げて欲しいですね。民主主義の根幹を揺るがすテロ行為には、社会全体で強烈な批判的空気を作らないといけないですから。

そのためには、メディアはその権力をフルに使ってもらいたい。テロリストに対して絶対に許さないという空気を作るために、その力を使って欲しいですね。やらないでしょうけど・・・。


そんなメディアの存在が、選挙の公平性を失わせ、品位を貶めていると言わざるを得ないので、さすがにこのまま見過ごすわけにもいかないんですよね。

メディアには「選挙の公平性」を担保する義務があります。選挙のたびに、メディアの不公平さが問題になりますが、まったく改善する見込みはありません。そもそもメディアに改善する意志なんてないし、それを咎める権力も存在しませんから。


でも、こんなもの、簡単に解決できますよ。

選挙の公示から投票終了までメディアが独自の選挙報道を、一切しなければいいんです。

メディアが独自の視点で報じた時点で、選挙の公平性は保てなくなります。「街頭演説」のニュースだって、どうせ特定の候補者、また演説の一部しか流さないんだし、その時点で「切り取り」「印象操作」全開でしょう。

コメンテーターとか集めて、「現在の情勢」とか「今後の展望」とかなんて「もっての外」ですよ!!「二強対決」とか「激しく追い上げている」とか「無党派層の動向がカギ」とか、「要らん!そんな分析」。

競馬や競輪なんかと勘違いしてるんじゃないの?公営ギャンブルは、選手の実力勝負ですから、それを予想してオッズなんか出してもいいでしょう。

でも選挙は違います。勝敗を決めるのは、候補者ではなく有権者なわけで、オッズそのものが結果になるといってもいい。だから、影響力の大きいメディアが、有権者に不公平な情報を与えたり、余計な分析を加えることは選挙の根幹を揺るがす「大罪」です。

新聞もテレビも、すべての候補者に均等に「時間」と「場」を与えればいいだけです。「24時間テレビ」みたいに延々、すべての候補者の主張を、すべて流せばいい(持ち時間だけ決めて)。そこに「視聴率」とか気にしなくていいですから。

メディアは利益度外視して果たさなくてはならない「社会的使命」があるはずです。だから独占的に放映権を与えられてるんでしょう?スポンサーがつかなくても、視聴率が取れなくても「24時間政見放送」やってくださいって。なんなら「ACジャパン」の広告でも流しとけ

討論会をするにしても、司会者はただただ見守ればいい。候補者同士、好きに話させればいいんです。その良し悪しを判断するのは視聴者ですから。

また、候補者の人数が多すぎるなら、ランダムでくじ引きして、5人くらいをキャスティングすればいい。その結果、いわゆる「泡沫候補」と言われるような候補者5人になったっていいじゃないですか。

テレビ局なんてたくさんあるんだから、5人ずつ5局で放映したらいいんじゃないですか。その際、街頭演説とかをやりたいのでテレビ討論に参加したくないという候補者もいて、いいと思います。あくまでも、メディアの都合ではなく、候補者本位、有権者本位でやればいい。

新聞や地上波テレビ局は、そういった「一次ソース」をできるだけ加工せず流す役割を果たせばいいと思います。そこで視聴者がある候補者に興味を持ったなら、今の時代、勝手にSNSで追っかけることができますからね。

「メディアが視聴者に、何か結論めいたことを教えてあげないといけない」という発想自体がメディアのエゴだし、有権者からしたら「余計なお世話」なんです!

既存のメディアはそれこそ「巨大な権力」ですから、その権力は濫用しないでもらいたいのです。「国民主権」の根幹は「選挙」です。国民の「最大の権利、義務(使命)」である選挙の時には、メディアは黙っとけ!って感じです。

なんだか、メディアが頑張れば頑張るほど、日本は不幸になる気がするんですよ。ほんと、選挙に関しては余計なことをしないで欲しい

その代わり、公職選挙法に違反したり、選挙妨害行為やテロ活動などを行ったりする人たちをしっかりと見張り、批判する番人になってもらいたいものです。

候補者や有権者が主役の選挙ですから、メディアは「完全なるサポーター」に徹してもらいたいと、強く感じた東京都知事選でした。


いいなと思ったら応援しよう!