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日本史授業脚本「18 地租改正」
国家の重要事項は「安全保障」と「税制」です。これは、国や時代を問わず必要な事であり、国家の存亡に関わる内容でもあります。
というわけで、今回のテーマは「地租改正」。税制って日本史の授業でもつまらないイメージがあると思いますが、税制を語らずに政治を語ることはできないので、いつものように心を動かしながら学んで欲しいと思います。
「明治維新」自体が「御一新」ということで、すべてのことが大きく転換する時代です。その土台になる税制もそれまでとまったく異なる大改革が必要でした。
ですから単純に税率がどうだとか、納税者がだれだとか形式的なことではなく、どんなビジョンを描いた「国づくり」をしようとしているのかを意識しながら「新税制」を考えてみるのが良いと思います。
学校の授業ではほとんど触れられませんが、「地租改正」って驚くべき改革です。本気で新しい、強く、豊かな国づくりのためには、早急な近代的税制の改革が必要でした。それを3年ほどで作り上げる心意気。
前回の「軍制」に続いて、「幕藩体制」から「中央集権」の国づくりを意識した授業にしたいですね。
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