ビジネス力を身につけるために
こんにちは。クサカベです。
前回はデータ分析現場でデータ分析を行うにあたっては、
1.ビジネス力
2.コミュニケーションスキル
3.データサイエンス力
が必要であり、その中でも特にビジネス力が大事です。
という記事を書きました。
今回はそのうち、『ビジネス力を身につけるために何をすべきか』ということについて書いてみたいと思います。
前置き
今回は、前回の続きとして、ビジネス力を身につけるためにはどうすればよいか?
ということを記事にしたいと思います。
こうすれば身につきます!とハッキリと言えればよいですが、
私自身まだまだ勉強中ですので、これまで私はこういうことをしてきました。ということを紹介したいと思います。
総論
ここでいうビジネス力は
『目的・問題発見・課題解決において、抽象的なことを言語化・具体化し、仮説を立てることができる思考力』
のことを指します。
いわゆる仮説思考といったことに近いと思います。
(以後、ビジネス力≒仮説思考とお考えください。)
このビジネス力を身につけるために大事なのは、
1.本を読むこと
2.紙とペンを使い、とにかく紙に書くこと
3.実践すること
です。
これらは『知る』→『わかる』→『実践する』を繰り返し、『できる』に繋げるようなイメージです。
ビジネス力に終わりはないため、これらを繰り返し、磨き上げていくことが大事だと考えています。
1.本を読む
ビジネス力を身につけるために、本を読む習慣を身に付けましょう。
1日10分でも20分でも、とにかく本を読みます。
読む習慣を付けるためにおすすめなのがKindleなどのアプリで隙間時間に本を読むことです。
隙間時間を見つけて読めば、1〜2週間で1冊くらいは読めます。
私は、
・歯磨きの時
・電車などの待ち時間
・仕事の始業前の数分
などの隙間時間に読んでいます。
隙間時間があるとついSNSを見てしまうと思いますが、こういった時間を読書の時間にするだけで意外と時間を捻出できます。
本を読み思考するための型をインプットします。
そのために読書をする習慣を付けるのがおすすめです。
思考の型を知るのにおすすめの本を3冊紹介します。
これらの本を読むと仮説思考とは?の理解が深まると思います。
しかし、知ることとわかることは結構違います。
そのため、仮説思考ということを知るために次の習慣を身に付けましょう。
2.紙に書く
ビジネス力を身につけるために、考える時は、紙とペンでとにかく書く習慣を付けましょう。
今はiPadやPCなど、便利なツールがたくさんあり、紙とペンを使わなくなった人もいるかも知れません。
しかし、思考するときにはやはり紙とペンが最強であると私は思います。
紙とペンでとにかく、自分の考え・思考を紙に書きます。
紙に書いていると自分の思考が抽象的であることに気が付く時があります。抽象的であることに気が付いたらなぜ?例えば?と具体化・言語化します。
そして、その他には?と広げていきます。
そうすると、自分が何について考えているのかが明確になっていきます。
これは、次の実践のための練習を行うようなイメージです。
書く習慣を付けるのにおすすめなのは朝起きて10分程度自分の考えていることを紙に書くことです。
書き方でおすすめなのは『ゼロ秒思考』という本に書いてあります。
紙に書くだけで何が変わるのか?と思うかも知れませんが、やってみると効果は絶大です。
ぜひ試してみてください。
毎日紙に書くことで本で学んだことが少しずつわかってくると思います。
3.実践する
ビジネス力を身につけるために、実践していきましょう。
『実践する』とは仕事で実際に仮説思考を使ってみることです。
おすすめなのは、会議の場でスクライブ(ホワイトボードなどに議論を書くこと)することです。
スクライブしていると、議論の内容が『抽象的だな』と感じることがあります。
例えば、『効率的』などといった言葉はそのまま素通りできてしまいますが、何が効率的なのか、何に対し効率的なのか曖昧だったりします。
そういう時に『具体的には?』と深掘りします。
こういった投げかけを行い具体化・言語化することで参加者の認識が揃い議論が進み、問題点や課題が明確になります。
実践したらその会議の良かった点や改善点を振り返り、次回に活かします。
もちろん、紙に書き振り返ります。
まとめ
ビジネス力を向上させるためには、
1.本を読むこと
2.紙に書き思考すること
3.実践すること
が大事ということを書かせていただきました。
ビジネス力を向上させることに終わりはないと思います。
できるようになったと思っても定期的に本を読み振り返ることが大事だと思います。
そのため、この3つを繰り返し、磨き上げていく必要があると考えています。
私自身まだまだできていませんが、サイクロを回し、向上させていきたいと思います。
おわりに
今回は、前回の記事でお話したビジネス力、特に仮説思考について、どのように身に着けていくかということを記事にしてみました。
いかがでしたでしょうか。
今回の内容が皆様にとって有益であれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。