沖縄 記事スクラップ帳(随時更新)

・サンマデモクラシー

・【かたりあう沖縄歴史 #3】謝花直美 ×狩俣日姫・石垣綾音~歴史としての地元を掘る 沖縄戦の記憶継承とメディア・平和教育~謝花直美さんと」。

謝花さんの著書『戦後沖縄と復興の「異音」:米軍占領下 復興を求めた人々の生存と希望』についての情報はこちら。

重要だと思った言葉。
「平和教育・ワークショップをメディアや研究者の方と一緒につくっていって、良いインプットとアウトプットができるように」
「歴史を勉強してタテの軸をつなげていかないと、いま見えている世界の解像度が低くなってしまう」
「異なった世代で結(ゆ)い直せば新しい力学が生まれるのでは」

・琉球王国を崩壊させたのは、明治維新後の政府方針であった。琉球語も国家と同様に否定された。
       「明治時代以来の国語イデオロギー推進の下、日本の言語学が琉球諸語を『方言』とする見解の形成を助長した」(16頁)。
     「日本語の『き』と琉球語の『ち』が対応している」は良いとして、北京をペキンと発音してベイチン と発音するのと対応しているとする(67頁)。しかしベイチンは発音記号で書くと běijīng となる。ペキンの発音は粤語として認められている。安直な類推は良くない。
  アメリカ・フランス・オランダが「修好条約を結ぶということ自体、琉球王国を一つの国として認めていた」(239頁)。
  「1872年から7年間のことを『琉球処分』といっている」(239頁)。「『侵略』したということが事実なのに『併合』という言葉では弱いと思う」(240頁)。「1879年3月27日には、日本の警察160人、日本の軍隊400人が首里城を強制的に不法占拠した」(241頁)。
書誌:『琉球諸語の復興』沖縄大学地域研究所 編 / 2013年3月 / 東京:芙蓉書房」

・Amazonプライムで偶然、劇映画『沖縄』(1969年山本薩夫製作)を見つけ「ドレイ工場」云々の冒頭の説明に驚いて、製作実行委員の全金書記長佐竹五三九氏などの面々でまたびっくり。基地内の労働者には交渉権もスト権も奪われている。全軍労4万人の初めてのストライキに至る労働者の葛藤!コザ暴動直前の沖縄の闘いです。

・「コザ暴動」と言えば、映画『生きているうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言』(85年森崎東監督)を思い出す。確か、ファーストシーンでこの「コザ」の実録フィルムが流れる。主演の原田芳雄はここから「原発ジプシー」になる。追いかける倍賞美津子はストリッパーに。

・1964年、東京オリンピックの年に沖縄への最初の派遣医として宮古島に赴任した岡庭武精神科医。原監督が岡庭の足跡を追う。精神医学的に注目すべきは、岡庭が報告した統合失調症の患者さんの発症年齢が常識よりも高いことだ。これは沖縄戦トラウマが誘因となって統合失調症が発症した説の根拠となっている。

・八重山を記録した「書く女」 近代の「新しい女」と「良妻賢母」のはざまで 時代見渡す深いまなざし
2024年12月23日 4:00

・社会を動かすのは市民!県民大会への呼びかけ
高良沙哉さん
12/13 琉球新報

・◇沖縄音楽を世界に広めた金井喜久子の魅力に迫る=鈴木玲子 有料記事
2025/1/24 06:00(最終更新 1/24 12:29)
沖縄音楽の素晴らしさを世界に発信し続けた沖縄県・宮古島出身の女性作曲家、金井喜久子(1906~86年)が再び脚光を集めています。

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