【2024年の抱負】地方マーケティングの所有権を取り戻す。
みなさん、明けましておめでとうございます。2024年もよろしくお願いいたします。
「一年の計は元旦にあり」
の通り、まずははじめが肝心だと思いますので、1年の抱負をサクッと書いてみたいと思います。
「地方マーケティング」の盛り上がり
あくまでも私の体感値としてですが、地方マーケティングが徐々に盛り上がりを見せてきたと思っています。
具体的には以下の通りです。
1:東京のメディアからの取材・セミナー登壇が増えた
2:地域プロデューサースクールにて多くのお申し込みをいただいた(20名満員御礼)
3:地方マーケ系の現地イベントをたくさん実施できた
一方で、補助金の不正受給や詐欺まがいの中間マージンをとる企業も増えてきました。今年は経営コンサル会社の倒産が過去最多の116件であることを踏まえると、悪いことをしている人たちは徐々に淘汰されてきたのかな、と思っています。
今年は地方マーケティングの所有権を取り戻す
タイトルにも名付けた「地方マーケティングの所有権を取り戻す」は先日、盟友の彰悟さんとX(Twitter)スペースで話した際に彰悟さんからいただいた言葉です。
地方の人口減少が深刻化する一方で、地方におけるマーケティングの重要度が今以上に増し、補助金が増え、自治体・行政絡みの予算を取り合うようになった結果、多くのプレイヤーが地方に目を向けました。
しかし、都内と地方では求められるスキルが異なり、つくられた風土風習が異なるため、地方に合わせた戦い方が求められます。言うなれば、「都内はオリンピック、地方は地下格闘技」みたいなものだと思います。
厳密に言えば、上記は東京の中でも大企業をイメージしていて、スタートアップで働いている人にとっては近い境遇なのかもしれません(ヒトモノカネなどのリソースがないため、工夫して成果を出す)。
ただ、スタートアップと違うのは、地方はわかりやすいJカーブを描いたり、急速に成長する醍醐味がないことです。だからスタートアップのように「いつか光が見える」「上場を目指す」などの明確な目標はありません。
あるのは人口減少・高齢化・後継不足・伝統工芸などの文化消滅・事業承継など地味だけど、とても解決が難しい問題が列をなしています。
解消できるかわからない、解消したとしてもまた次の問題が降りかかってくる、光が見えて報われるとは限らない、といった夜の闇の中で戦っています。
鬼滅の刃 地獄列車編で炭治郎は猗窩座に対して以下のような言葉を放っています。
どれだけ力の差があっても、ボロボロになろうとも、逃げない、ブレない、最後まで諦めない、炭治郎の精神で2024年も乗り切っていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。