2020年4月の記事一覧
#17「窓を開けたら」
窓を開けたら やっぱりいつもとおんなじ日
そう問題は 人類が誕生してから何億年目かって事
誰かの靴のステップ 自転車の音
みんな素敵に聞こえる
その訳は
わたしの隣で風が微笑んだから チューリップも咲いた
くだらないなぁって思うと ほらいつもと同じ事
考えている。
箱を開けても やっぱりケーキは入ってないわ
そう問題は この中に酸素分子が何億個入っているかって事
ハレー彗星が落ちても 島が噴火で
【解説編】#17「窓を開けたら」
なかなかに大変な時が続いていますね。こんな時だからこそ、おうちにいてお暇な時間で楽しんでいただける詩(うた)をあげたいなと思いましたが、さてどんな詩をあげたら良いものかとしばらく思い悩んでおりました…が!『窓を開けて換気をしよう!』という呼び掛けにぴったりな詩を中学1年生の頃に書いていたのを思いだしまして!!!(笑)
というわけでこちらを。
「思い出しまして!」と書きましたがこの詩の事を
#18「Party Ticket」
月と星に囲まれて 風の歌を聴きに行こうよ
君の買ったパーティ券で 2人だけ特別だって
まだ夢を見ている 見ていたい時だから
また “メルヘン少女だなぁ” なんて 笑ったりしないで
ペンペン草が咲いている 素敵な場所なんだよ
君の買ったパーティ券に 時間書いてあるよ
いつか大人になったら こんな夢も見れなくなるね
だから小さな思い出だけでも 創っておきたいの
月と星に囲まれて 風の歌を聴きに
【解説編】#18「Party Ticket」
# 17からの流れで次はこちらの詩をあげてみようと思いました。(在宅大推奨ゆえにあっぷが捗りますねw)
というわけで話は# 17から続くのですが、# 17の詩を書いた中学生の頃、わたしは幼少期から習っていたバレエの流れで新体操部に所属にしていたのですが、それとは別に文芸部にもとても興味を持っていました。しかし、残念ながら兼部は学校の決まり?で出来ず。が!たまたま?文芸部の全部員2名!という少
#19 「Last Scene」
あなたは知らないでしょう
あの後わたし泣いていたこと
キミだったら、わかるね?
なんて顔して
最後まで かっこ良すぎた
空には大きなオレンジの月が傾いて
あなたは知っていたのね
わたしが愛しすぎていたこと
街で見かけた あなたの隣には
もう
別の人が 立っていた
何も言わずに黙って聞けと さよなら言ったひと
最後に交わした キスの意味
抱きしめたあなたの腕が ほどけていく中で考えてい
【解説編】#19「Last Scene」
2つほどメルヘンな世界が続きましたので大人な皆さんはさすがに退屈して来て# 18のラストのフレーズの様にそろそろ眠りにつきたくなって来てしまったのでわ??というわけで、このあたりで大人向け?の恋愛物語をあげてみました。
確か数日前がスーパームーンだったとかでTwitterでも話題になっていたのですが、この詩は高校生の頃だかにおそらくスーパームーンを見たわたしに「空には大きなオレンジの月が傾い
#20「blueな気分になる理由」
突然涙ぐんだりして なぜなの変だわ
blueな気分になる理由なんて 何処にもないはずよ
あなたとのお別れはもう遠い過去のこと
それよりももっと遠くへ消えたはずの約束でしょう
仕事が毎日 つまらないからよ
誰かのせいにして 自分を助けたいだけ
一人暮らしはとても素敵とみんなには言いふらしてるけれど
こんな気持ちになることは 誰にも素直に言えない
許してなんてお願いは あなたを悲しませるだけね
わ
【解説編】#20「blueな気分になる理由」
ステイホーム推奨のおかげで作品あっぷが順調です笑。
さて、次はどの詩を載せようかしら??とmy作品集を眺めていたところ「おおっ!!!これじゃん!!!」というものがあったのでこちらを。
さすがにこの状態が続いて楽しい気分の人なんて、ほぼほぼいないんではないかと思いますので、大学生の頃に書いていたこの詩はぴったりではないでしょうか。
この詩を20年以上たって改めて自分で読み返して1番面白
#21「I know everything. But…」
口が痛くなるまで、ポテトチップスを食べて
テレビのチャンネルをリモコンで変えて
世界の景色を眺めながら
未来の夢ばかり見続ける
これからしなくてはいけないことを考えると
ビョーキみたいに心が痛むわ
あなたのことを考えて
心痛めることのほうが
どれだけ素敵なことでしょう
子供たちにはいつも、口うるさく言っているのに
汚れた指をジーンズで拭って
なんだかどうでもよくなっちゃう
こんな夜は
罪つくり
お
【解説編】#21「I know everything. But…」
# 20でまだ大学生なのに、年頃の社会人女性を主人公にして書いた詩を載せたので、次はやはりまだ大学生なのに、2人くらい子供がいる主婦を主人公にして書いた詩を載せます(笑)。
これもまた「気持ち」は当時のわたしが持ったものそのものなのですが。夜中にテレビを見ながらポテトチップスを食べている時に感じた想いです。
「世界の景色を眺めながら…」のくだりは、この時は、まだ自由に海外旅行に行けるよう