大阪の高級歓楽街で起きた残忍な事件置土産今織上布
今回は
大阪の高級歓楽街で起きた
残忍なあの事件をご紹介させていただきます。
時は、元文2年7月2日夜
場所は、曽根崎新地(現在の北新地)
『大和屋』にて
犯人は、薩摩藩士の【早田八右衛門】(44才)
被害者は、
曽根崎新地の風呂屋「桜風呂」にて
湯女をしてた【菊野】(22才)
店の主人夫婦
下女2名(17歳)と(12才)
ハッキリとした動機は不明ですが
一説によると
早田八右衛門が湯女の菊野に一目惚れし
入れ込んでいたが体よくあしらわれ激高したみたい。
犯行に及んだと思われます。
菊野は首の皮1枚残し一刀のもとに
斬り伏せられ
他の4人は、滅多刺しの状態で死亡。
これを世に言う
『五人斬り事件』
と申します。
二階に居た他の客の証言によれば
『一階で何者かが訛りのある言葉で叫んでた』
との事です。
犯人の【早田八右衛門】は
1年後、、、
1738年2月に
当時、現在の千日前にあった
「千日刑場」にて処刑されています。
この事件は、40年後に
『置土産今織上布』の名前で
浄瑠璃となり
更に17年後の
1794年に脚色を加え
舞台も江戸となり歌舞伎
「五大力恋緘」となり上演されたようです。
当時の歴史を調べていると
本当あった事件がモデルとなる事が多く
浄瑠璃や歌舞伎でも人気を博したようです。
浄瑠璃や歌舞伎、狂言など
なかなか気軽に触れる機会も
観に行ってみよとは、なかなかなりにくいですよね。
僕もまだ見に行ったこと無いですし。
でも今で言うところの
再現VTRのようなものなんだとわかり
凄く行ってみたくなったというか
行きやすく感じるようになりました。
江戸時代は、勿論TVなんて無いですし
そりゃ客を呼ぶだろうなと納得しました。
が!!!!!
ただ事件は、実際にあった事件。
勿論、被害者も実在された人物です。
そして、この事件にであった事もあり
お墓をお参りさせていただきました。
場所は、
大阪市北区堂島3ー3ー5
【浄祐寺】
そこにあまり手をつけられて無い様子で
寂しくありました。
『五大力の碑』
当時は、
「五人斬りの碑」
だったそうですが
明治42年に起きた
【北の大火】により
一度、焼失。
後に大正12年に今の
『五大力の碑』
として再建されました。
教科書に載らないような事件や歴史は
人々に忘れられていくんでしょうが
知ってしまった。
否!!
出逢わせて頂いた以上
微力ですが後世に伝える側!!にと思います。
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