今日は食べ過ぎてしまったな…。
そう思ったら、次の日に少しばかり断食をしてみると、頭と体がスッキリと冴えて、軽やかになってくる。
「断つ」ということ。
あれこれと入りすぎている物事、手放せない物事。
試しに断ってみると、なくても意外と何とかなったりする。
むしろ、自分が本来的に持ち合わせている「何か」に意識が向き、出合い直し、新鮮さを取り戻す機会となることすらある。
断って断って断って…その先に何があるのだろう?
断食のイメージを足場にすると「空っぽ」、つまり「空」になっていく。
「空」は「無い」ではなくて「空」がある。
「空」というのは「通り道」のようなもので、地中から湧き出る湧水のように、「根源的な何か」が内側から湧き上がってくるのだろう。
そんなことを思った。