病院のWi-Fi環境はナローです。
こんにちは。がん患者さんのお話を聞いて困ったことを解決する会社PEERのさとうです。病院にパンフレットを置いたり相談会の担当をしている時にWi-Fi環境を調べてみました。限定的なエリアの話ですので、そんなもんかと思って読んでください。
コロナ対策をきっかけに、病院にフリーWi-Fiがやってきました
最近、病院に公共Wifiが入ってきまして、すごくいいなぁと思っています。静岡県、福岡県の田舎エリアでは、院内コンビニのローソンとかファミマのWi-Fiか、院内カフェのタリーズやドトールのWi-Fiくらいしかありませんでした。
コロナ禍で面会制限や入院患者同士でもお話が難しかった時期に、孤独になりがちな患者さんを救うものとして公共Wi-Fiの設置が進んだように思います。理由はちゃんと調べてないので、この辺は私の感覚です。
Wi-Fiすごくありがたい!でもすごくナローだ。
病院に公共Wi-Fiが!!!おーーー!!!と大変驚きと感動でした。しかし、実際に使ってみると、ぜんぜんつながらない、ぜんぜんページが開かない。
これひょっとして、ビデオ通話とか動画視聴とか、孤独を解決するという目的、全然果たせないんじゃないの?と疑問に思ったので、あちこち病院に行くとWi-Fi速度を測ってみました。
そして、病院約10件の平均値は、3Mbpsくらいでした。あ、10Mbps出たと思っても、すぐに1−2になってしまう感じ。
めっちゃのろい。検索もままならない。リンクも開けない。タイミングが悪いと、電波すら拾えない。これ、イライラが溜まるだけではないだろうか。
速度ってわからないなと思ったので調べてみたところ、目安として、10MbpsあるとWEBページを見るのに困らない程度で、30Mbpsあると動画が快適と言われます。
病院に公共Wi-Fi環境が入っただけで事件レベルにすごい。でもこれでは何もできない。
私が測定したところは地方都市の公立病院で、お世辞にもお金がたくさんあるようには見えない(ごめんなさい)ですので、お金のありそうな病院は違うと思います。しかし、日本国内のほとんどの病院はこんなものではないかと思うのです。だって、本当に、病院には余分なお金がないから。
その中でWi-Fiが使えるようになった!これだけでも感動レベルです。入院した時にギガに怯えなくていい。ただちょっと、動作がもさっとしているので、日中の病院Wi-Fiあまり期待せずに動画は事前にダウンロードしておいた方が良さそうです。
夜はね、人が少ないから結構サクサク進むらしいです。(と病院の警備員さんが教えてくれました)
おまけ 近代は、ルーターが1日からレンタルできる時代でした。
調べたら、1日からレンタルできるWifiを紹介しているページもあったので、ニーズはある。大体、1Gで動画1時間だから、入院してNetflix5時間くらいみたら5Gプランはあっという間に終わるってことですから、ルーターもあってもいいかもしれません。
Wi-Fiが使える環境を整える活動をしている団体もありました。