デジタル苦手!アナログで稼ぎたい人のための全技術!ヒストリーカードって何ですか?その2:自分で褒めずに、誰かに褒めてもらう。

いよいよ、ヒストリーカードの最大の山場に入ります。
もっとも重要な「ヒストリー」の部分をどう書くか?です。
新たに起業をしたあなたと付き合いたい!
この人と一緒に仕事をしてみたい!
そう感じてもらうための......いわば「ラブレター」です。

さて、ヒストリーは以下の 3 つの要素を入れます。
<こだわり>
<活動領域>
<実績>

3つともすべてを入れる必要はありませんが、大事な部分なので、
3つのうち必ず2つは入れるようにしてください。
原田さんの場合は、活動領域と実績を合体した作りにしています。
では、それぞれについて説明をしていきます。

<こだわり>
いくら、ヒストリーカードがハガキ大の大きさがあるとは言っても、
スペース的には所詮限界があります。
実際に作ってみるとわかりますが、想像以上に使えるスペースは少ない
ことに気付くと思います。
トータルで両面でも 300 文字~400 文字程度。
少しゆったりめに書くとすると、片面で 130 文字前後です。
ですから、メリハリのついた、わかりやすい文章を書く必要があるので
す。
原田さんの例なら、こんな風に書きます
■こだわり
・笑顔の作り方......教えません。
・お辞儀の角度......教えません。
・馬鹿丁寧な言い回し......教えません。
・もちろん、売り込みの仕方......教えません。
何故ならできていて当たり前のことだからです。

次は<活動領域>です。
自分が持っている能力、実力、技術、商品、それが、いったい「誰」のた
のに役立つのか?
その「誰」の部分をハッキリさせるためのブロックです。
この部分がしっかりしていないと、読んだ相手が「お!私の役に立ってく
れそうな人だな!」とは思わない。
その瞬間にスルーです。
絶対に先を読んでくれません。
原田さんはこう書きました。

■活動領域
◎企業向け
・マナー・接客・コミュニケーションを軸にした研修各種
・マナー現場コンサル
・接客分析(ミステリーショッパー)大型商業施設・レストラン・エステ・
空港・病院など
◎学校向け
・就職支援面接対策
・サービス説遇準 1 級資格対策講座
・教員向けマナー研修(幼稚園~高校教論向け)
・講演テーマ・セミナー実績
・中学・高校・大学生向けに講演
・面接で勝つ!際立つ印象力講座

<活動領域>
企業向け、学校向けと、大きく活動領域を分けています。
これによって、読んだ方が、「お~、私の会社にも合いそうだな!」とか、
「うちには関係なさそうだな!」と判断できるわけです。
そしてじっくり読み、絞り込んで行くことになります。

ヒストリーの最後は、
<実績>
です。
ここでは、自分がそれをやれるのはなぜか?どんな歴史と必然性があるの
か?についての解説をします。
つまり、「実証」や「確証」を示すパートです。
とても大事です。

原田さんの場合は、活動領域と合体させましたが、ここでは実績を書く
場合のポイントをいくつかお教えしますね。
重要なのは、他の人が語った言葉です。
例えば、あなたのお客様。その方に頼んで、一言推薦コメントをもらって
ください。
「推薦」じゃなくても OK です。
要は、「この人はちゃんとしてる人だよ!」という程度のことでも良いんで
す。

あなたが自分で語っているだけに見えると、下手をすると単なる自慢話
になってしまいます。
ですが、他の誰かが一言加えてくれるだけで、あなたの信用度は飛躍的
に上がります。
この「利用者の声」「お客様の声」を、テスティモニュアルと呼びますが、
コレ、強力です。

そのテスティモニュアルを使う場合のポイントは 2 つ。
1.できるだけ「本名」で掲載させてもらう。
ダメな場合は、百歩譲って「ニックネーム」でも良いです。
要は、作られたコメントじゃなくて、必ず本物が後ろに控えている、とい
う印象を持たせないとダメだ!ということです。
2.できれば、複数の方のコメントをいただくこと。
やはり、推薦コメントがたった一人分だと、少しだけ嘘くさくなるんで
す。
だから、必ず複数の方のコメントをもらってください。

例えば、
「○○さんは、仕事はできるんですけどね~、お酒を呑むと同じことを
何回も繰り返すんですよね~。お酒を呑むときは気をつけてくださいね
~」
例えば、こんなテイストでも OK です。(笑)

褒めるだけではなく、少しだけ辛口のコメントが加わるだけで、リアリ
ティが格段に上がります。
この 2 つを守って、効果的な「推薦文」をゲットしてください。
ぜひ、やってみて、一人でも多くの人を味方につけてくださいね。

続く。


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