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「ぜひ、あなたの話を聞かせて下さい!」と言われてしまう、83000文字の名刺。

中山マコトです。
ある日の会合に僕は、世に出たばかりの著書を持っていきました。
で、会合が始まり、自己紹介の時間が始まりました。
会場には15人くらいの方が集まり、それぞれ異なる仕事をしています。
僕は確か7番目の紹介タイムだったと思います。
僕はおもむろにバッグから本を取り出し、参加者全員に配りました。

で、
「この本、出たばかりの僕の本です。確か36冊目に当たります。
タイトルと目次を見ていただくと分かるんですが、コピーライティングの本です。このあと、お時間のある方はコピー談義でもしませんか?」
と投げかけました。
それがこの本です。

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会合が終わり、場所を変えて懇親会。
すると懇親会参加者の全員が、僕の席に来て話したがるんです。
みなさん、コピーライティングに興味があるんでしょうね。

もちろん、ひとりひとりと長い時間話すわけにもいかないので、みなさんに目の前に座ってもらい、即席のコピーライティング講座をやりました。
サービスで2~3人の方には簡単なヒアリングをしたうえで、キャッチコピーをつけて差し上げました。

結論から言えば、その日から数日のうちに、そこにいたうちの6人から僕は何らかの仕事を受注しました。
この日、僕は名刺を一枚も使っていません。
全て本が生み出してくれた受注です。

本にはタイトルがあり、僕のプロフィールや実績があり目次がある。
もちろん本文もある。
目次をぱらぱらと見るだけで、僕の考え方や実力、発想、加えて人柄までが見えてしまうんです。

つまり、平たく言えば、
■信用されてしまう
んですね。
これ、特に大事なことなんですが、本の持つ社会的信用とか社会的権威性はすさまじい威力を発揮します。
まさにこの場がそれでした。

名刺を工夫するのはとても大事です。
僕も名刺のコンサルをやったりしますが、名刺を工夫することで営業要らずになることはとても多いです。

が、本はその何十倍、何百倍、いえ、何千何万倍の威力があります。
先ほど書いた、社会的な権威性がつくのもそうですが、とにかく、
「自分を伝えやすい」
んです。

名刺を渡して、延々と自分のアピールをする人がいますが、あれは最悪。
そもそも、「あなたのPRをしてよ!」と言われてもいないのに、グダグダと話したら、それは単なる嫌がらせ。
嫌われるだけですが、本の場合は、相手の方が、
「詳しく訊きたいです!」
と言ってくれる確率が劇的に上昇します。

そう、出版に興味がある人はとても多いんです。
この、
「詳しく訊きたいです!」
と、相手の事前許諾を頂くことを広告の世界では、
■パーミッション
と言いますが、人と人のコミュニケーションの要諦は、このパーミッションです。
これが成否と言うか、使命を決するわけです。
パーミッションが無いと、今、世間を賑わせている大物芸人さんのように、
「事前了解が無かった」
と訴えられたりもするわけです。

で、このパーミッションを最も確実に、しかも、ストレスなく獲得できる最高の武器が「本」なんですよ。

少しカッコつけて言うと、僕は独立起業したときに、自分のスローガンを、
「中小零細企業、フリーランスの人に、お金も人手も時間もかけずに、
大手と戦える武器を提供する!」

と定めました。
そしてそれをずっと実践してきました。

その中で、辿りついた、究極の武器が「本」だと思っています。

ここで言う「本」とは、決して商業出版だけではありません。
今、商業出版はかなり状況がシビアで、なかなか実現しにくい状況であることは間違いないですが、でも、kindleなら100%出版できます。
そしてkindleも間違いなく本ですし、実はkindleも紙の本として出力することができます。
だからリアルの場で、
「これが私の本です!」
と手渡すことが可能なんですよ。

営業を頑張るのも良いでしょう。
広告にお金を使うのもアリだと思います。
ネットでクライアントを探すのも一つのやり方だとは思います。
紹介を頼って駆けずり回るのももちろん意義あることです。

ですが、僕はこう思います。
「売り上げ、利益、集客を上げたいなら本という武器を持て!」
と。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。
まだまだこれからも書いていこうと思います。
ぜひまた読んでください。
お待ちしています。

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中山マコトプロフィール。
https://note.com/makotonakayama/n/nae07da271ea6



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