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「名前」でマインドシェアを上げましょう。

中山マコトです。
僕の大切な仕事の一つに「ネーミング開発」と言うジャンルがあります。

この仕事、とっても責任も重いし、仕事としては、すごく大変な仕事なのだけれど、後まで残る・・・と言う意味からも、僕はとても好きな仕事です。

この仕事に突入すると、何日も、こればっかり考えて、眠れなかったりする事もあるくらいです。

では何故、楽しいでしょうか?

それは、「無」から「有」を生む仕事なのだから・・・と思うんです。

何も無い、ただの「素材」が名前を与えられた瞬間から「自立」へ向かい、商品やサービスと言う「実体のある何物か?」に変化していく。

その、プロセスと伴走できる、その事が、とても楽しいのだ杜思います。

掘った仏に魂を入れる仕事!と言う感じがするんですね。

その「ネーミング開発」、もちろん、僕のオリジナルメソッドである「キキダス・マーケティング」を使ってやるんですが、中でも、頻繁に使うやり方として「日常語を上手く活かす!」と言うメソッドがあります。

ターゲットと想定される人達の日常でよく使われる「コトバ」の響き(音)を活かして、効率の良い「コミュニケーション」を図ろう!と言う考え方です。

どう言う事か?と言うと、例えば「若い女性」相手の商品で、仮に「MAJI(マジ)」って言う商品があったとしよう。

その場合、ターゲットである「若い女性達」はこのコトバを、1日に何回も口にすると思うんですよ。

「マジ?」と言うコトバを使わない人はいないくらい、「飛び交う」コトバですからね。

つまり、彼女たちの口から出るコトバを、相手は1日に何回も耳にするわけだから、金額に換算できないくらいの、宣伝効果があるんではないか?
そう考えるわけです。

このやり方で、いくつものネーミングを生み出して来ましたが、そのコトバを「電車」の車内や、街角で耳にすると、思わず「ニヤリ!」としてしまう僕なのです。

こうした名前を冠することができると、知らないうちにターゲットの中でのマインドシェアが高まり、何かの折りに優先的に頭に浮かぶようになります。
ここ、大事です。

起業家としてのキャッチフレーズもそうだし、本のタイトルもしかり。

どうせつけるなら「いつもターゲットの中で口にされる言葉」が強いし、それができると存在感がグンと増すんですよね。

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