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今のマニラはわからない。新しいウィルスだか生物兵器だかが世界中に撒き散らされ、行くことが…
小鳥に話しかけよ、魚に話しかけよ。 石よ語れ。 花々よ笑い誇れ。 野を渡る風に靡いて、私た…
雷雨を待つ。 恋に焦がれる乙女のように、 自殺を想う多感な少年のように、 馴染みの大地と大…
祖母の葬儀に出た日 見上げた青空は今もまざまざと目に浮かぶ 涙は出なかった 太陽は黄色くな…
不正に不正義を重ねて バカどもにしか見ることのできない豪奢な衣装 を纏ったはだかの王さま
血で贖われた林檎が 鳥たちの調律に心奪われ、 不覚にも堕落した。 その一瞬をプロメテウスは…
Frontierの啓蒙した 絶滅のμίμησιςが --それは天使たちの預かり知らぬ、 偽りの制圧だが-- はじまりの暴力に、 高貴なる、朗らかな野の風に、 魅入る--螺旋の祈りを 途切れ、途切れ、にする
獅子が必ずしも強いのでなく 鼠が必ずしも弱いのでもない 燃えあがる神のいのち 餓えた砂漠に …
平和で憂鬱な黒い月曜日 燃え盛るターコイズ 抽象のケルビムの羽毛 笑いさざめく、花々のよう…
晴れやかで、花々のように 冷酷な、真っ昼間に 泥棒が頭上に王冠を戴けば 洞穴のくらがりに潜…
機関銃よりも遅い眠り 鶏が三度鳴くか鳴かぬかのうちに 古代の粘土板のように 繰り返される、…
記念の柱を立てるべきでない 滅びることなき火を焚こう 善も悪も露わにする火を ダイヤモンド…
現代のサルダナパロスたちは野菜ばかり食べているのだ。 この分断だらけの現代世界にあって 野…