世界アルツハイマーデーずし
ふくしとぼうさい日記608日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。
毎年9月21日は、世界アルツハイマーデーです。
認知症の原因となる病気のうちの一つにアルツハイマー病があり、その周知と一緒に、認知症の理解を広めようと、神奈川県や多くの市町村で取り組みがされています。
今日は逗子市役所1階の社会福祉課でも、窓口がオレンジ色に染まり、職員の方もオレンジ色のTシャツを着てお仕事を頑張られておりました。
そして、逗子で初めての世界アルツハイマーデーイベントをやってみようと、3月から取り組んでいる屋外型認知症カフェ「ワンデイオープンオレンジカフェ」をこの日に合わせて、今日実施しました。
認知症になっても安心して暮らすことのできる地域に!
素晴らしい晴天にめぐまれ、多くのご参加をいただき、楽しく実施ができました。
葉山町の大橋マキさん率いる葉山貯筋運動の皆さんによるウクレレ演奏からスタート。
3曲素敵な演奏をしていただき、素晴らしいオープニングを飾っていただきました。
次はかながわオレンジ大使の柳田さんによるお話。
現在70代の柳田さんは55歳の時に脳血管性認知症になられたとのことですが、生きる楽しさを主体に心あたたまるそして大切なお話をいただき、会場全体で認知症の理解をすることができました。
その次は、ワンデイオープンオレンジカフェ主催のお一人の認知症ご本人とご家族による紙芝居でした。防災をテーマにした紙芝居が、ちょうどタイムリーでした。
その次は、自分も入っているフレンドリー楽団の演奏。認知症ご本人のリーダーをもとに集まっている楽団ですが、今日はリーダーがお休みでしたが、12人集まり、4曲演奏をさせていただきました。
私もすごく久しぶりにドラムをたたきました。
その後、東部地域包括支援センターによる認知症予防運動コグニサイズ、お口の体操、介護予防のごぼう音頭とプログラムが続き、あっという間の2時間を認知症の方々を中心に、楽しく過ごすことができました。
お近くのデイサービス心さ売店もあり、またお近くのグループホームの皆さんも遊びにきてくれました。すごくうれしかったです。
この取り組みを通して、逗子市役所、地域包括支援センター、地域のデイサービス、グループホーム、ボランティアグループ、市民有志がつながり、認知症のご本人の方ご家族の方を中心として、しっかりとしたネットワークが作られています。
認知症になっても安心して暮らすことのできる地域とは、このようなネットワークがしっかりとできていて、困ったときにつながれる、顔の見える関係ができていることだと感じます。
ご協力いただきました皆さん、スタッフの皆さんに大きな感謝です。
多くの方に認知症の理解をひろげて、引き続き安心な地域を作っていきます