ぼうさいデイキャンプ
ふくしとぼうさい日記143日目。
日々の活動であったことから、思ったことを綴っています。
逗子葉山と横浜市金沢区の防災ボランティアで作る、子ども達への防災教育を行う「てんでんこプロジェクト」で、今日、Kidsぼうさいピクニック~ぼうさいデイキャンプを、リーダーのお寺の葉山の玉蔵院で開催しました。
てんでんこプロジェクトについては、以前のnoteでもまとめていますので、よろしければご覧ください。
計3回の企画で、初回は横浜市民防災センターへの防災遠足と帰宅困難者体験、2回目は横浜市金沢区の被災エリア福浦・幸浦地区への防災遠足、今日は3回目で避難所体験の防災デイキャンプとして、てんでんこプロジェクトで企画をしました。
集まったのは33名の逗子葉山金沢区の小学生達。
屋外のみで感染防止対策をして、水道が止まっている想定での避難所体験が始まります。
まず取り組んだのは、トイレと寝床作り体験。
トイレは、屋内トイレが使えない想定で、屋外で穴を掘って作ってみる体験。
お寺の庭で、4チームが場所を決めて、屋外トイレを穴を掘って作ってみました。
和式トイレのようなものを屋外で手作りで作ってみて、トイレの大切さを学びます。
テントも子どもたちだけで作ってみる体験。
自分達だけで考えながら作ってみることで、作り方と、寝場所の大切さも学びます。
次にはご飯作り体験。
葉山町役場からいただいたアルファ米とお水を使って、ご飯を作ります。
ジップロックにウインナーを入れて、飲むことはできない井戸水でゆでて作る体験も行いました。
各自持ってきた缶詰などのおかずで楽しくご飯をみんなで食べます。
最後は、防災学習と、水の大切さを学ぶためのバケツリレー。
生活用水として水をためる訓練で、25分がんばってビニールプールにたまったのは10㎝程度の水でした。
いかに水が大切か、みんなわかってくれたと思います。
楽しく学ぶ大切なこと。
子ども達は、しっかりと受け止めてくれていました。
地域でつなげる防災教育。
東日本大震災の被災地の皆さんから教わってきたこと、きちんと地域につなげます。
てんでんこプロジェクト、メンバーの皆さんと、楽しく次の企画につなげていきます。