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この本はいかが 143

とある魔術の禁書目録 外典書庫4
鎌池和馬 電撃文庫 2025年2月10日初版発行

本書はなんと928ページの分厚さです、書庫3も800ページ超えでした。
表紙は御坂美琴と食蜂操祈!。即ジャケ買いです。
とある魔術シリーズの2大ヒロインを、2つの長編でたっぷり楽しむ
ことができます。
前半は、名器バイオリンから始まるお話です。
食蜂派の新人誘璃(ゆり)による挑発を御坂派が全力で潰しに行きます。
これが事件の始まりでした。事態は重大化、広域化していきます。御坂と食蜂は独自に組織のボスまで辿り着き、その企てを阻止すべく突入。新人誘璃の戦力はいかに!
後半は、2人の通学する中学校生徒全員が異世界に転生です。
それも空母上です。さらに敵戦闘機が大型女子の形状をしているという世界です。
御坂と食蜂はがっちりと協力し、生き残りをかけた戦いが始まります。少しほんわかする部分もありますが、事態は常に緊迫しています。
そして、最終局面へ。驚きの事実が…。2人は死ぬ運命か。
全体を通して感じる事に、美琴と操祈は「上条当麻」の影響が多分にあるということです。思考やふるまいに感じられます。本書には登場していませんがさすが主役です。


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