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海外サイトでソフトウェアを購入したらクレジットカードも進化していることを感じた
ちょっと前の話だが、PARCOカードが廃止されるというアナウンスがあった。
おいおい、突然なんだ。
まぁ、近所にPARCOがあったから作ったものの、普段はほとんど使っていなかったから、この機会に解約してもいいかと思っていた。
当時PARCOカードを作った時、JCBとVISAが普段使いのカードだったので、PARCOカードのブランドはMASTERカードにした。
主に海外サイトの通販(楽器やソフトウェア、サンプルデータなどのデジタルコンテンツ)で支払う時にMASTERカードだと使い途も多いだろうと思ったからだった。
解約手続きをするのを忘れてしばらく放置していたら、
「新しいSEASONカードをお送りしました!」
との連絡があった。
しまった!手続きを忘れていた。
それにしても、お節介な話だ。
PARCOカードを廃止したんだったら、勝手にSEASONカードに切り替えないで解約処理にすればいいのに。
まぁ、提供側としてはそういう訳にもいかないか。
初年度はおそらく年会費無料だろうから、何度か海外サイトで通販したら解約しよう。
そして今日、やっと使いどころがあった。
KVRAudioという海外音楽機材・ソフトウェア関連サイトでMPC Pluginの大幅値引きセールをやっていたからだ。
公式サイトで149ドルがなんと49ドル!
66%オフ。
大丈夫か?
心配になってくる。
KVRのメルマガは購読していたがソフトウェアを購入したことはない。
一応、オンラインショップも生きているか(もちろん生きているんだろうが)、サポートに質問をしてみた。
「オタクの製品ページの対応プラットフォームにMPCハードウェアが書いていなかったけど、公式サイトで買うのと同じ?MPC ONEとかLIVE IIのスタンドアロンマシンで動きますよね?」
2時間も経たないうちに回答が来た。
「Hi!もちろんだよ!心配ないよ」
シンプルな回答だが、ショップとしてはちゃんと機能しているであろうことを確認できたので早速注文した。
支払いはクレジットカード(MASTERカード)にしようかと思ったが、初取引なのでもうワンクッション挟んでPAYPAL支払いにした。
確かPAYPALに登録してあるカードもPARCOカードだったはずだ。
PAYPALサイトで古いPARCOカードから新しいSEASONカードに登録情報を更新して、KVRに戻ってPAYPAL支払いで注文した。
PAYPALは決済するとSMSが来るのだが、その少し後に今度はクレディセゾン(SEASONカード)からSMSが来た。
「カードにご利用内容確認のお願いです。下記よりお願いいたします」
書かれていたURLにアクセスすると本人確認をした後、
カード決済内容とともに
「カードを停止しない(ご自身の利用)」
「カードを停止する(ご利用覚えがない)」
を選択して送信するようなページが表示された。
自分の注文した決済情報と同じだったので、「カードを停止しない」を選択して送信。
なるほど、これは安心だ。
JCBとVISAは少なくともこんなサービスはなさそうだ。
JCBは昔、
「お客様のカードが海外からオンラインゲームサイトで何度も決済されていたのでいったん停止していますが?」
と電話がかかってきたことがある。
人力とはいえこれは安心だと思った覚えがあるが、
決済前に自分で確認できた方がより安心感があるような気がする。
人力の裏側ではソフトウェアでトランザクションを監視して不正利用を検知していてアラーム出しているんだろうが、
それでもすり抜けないとは言い切れないので、決済前にアラートが自分で確認出来た方がよい。
システム的にも不正利用検知ソリューションを導入するよりは安上がりのような気がするし。
これからもますます現金取引からデジタルでのキャッシュレス決済が中心になっていくだろうから、カード会社は大変だろうが不正利用対策には頑張って欲しいな、とそんなことを思いました。
<了>