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イグノーベル賞17年連続で日本人が受賞

イグノーベル賞というノーベル賞のパロディを大真面目にやっている賞があります。
今年2023年は第33回!ということですが、今年も日本人の研究が受賞したというニュースを見ました。
なんと日本人の受賞は17年連続ですって!

その成果が認められているのか、公式サイトでも日本語版の授賞式ライブストリーミングのリンクも公開されています。
スゴいですよね。

今回、日本人が受賞したのは「栄養学賞」部門で、
明治大学の宮下芳明教授と東京大学の中村裕美特任准教授の研究が認められました。
パチパチパチ

「人間の舌に電気の刺激を与えると味覚がどのように変わるのか?」
というところから10年前から研究されていたそうです。

元来、人間が食べ物の味を感じるのは、舌にある細胞が甘みや塩辛さを感じるセンサーとして働き、脳に刺激を伝えているからです。
その刺激を「電気的信号」で与えて舌のセンサーを錯覚させようというものです。

今回、微弱な電気が流れる箸やスプーンを使うことで、塩味を強く感じることが確認されたようです。

年を取ってくると高血圧などを避けるために塩分控えめにということになりますが、塩っ辛い食べ物って美味しいですからね。
この箸があれば、好きな味付けで食べても身体に負担はかからないって素晴らしいじゃないですか。

甘みを強くする箸で食べると、糖尿病予防にもなります。
僕も甘み増強箸が欲しい!

ちなみに、賞金は実際のお金としては価値がない
「10兆ジンバブエドル」
だそうです。
賞金までジョークだけど、研究内容は超真面目ですよ!

<了>


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