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日経新聞電子版を購読してみた

退職してオフィスで日経新聞を読めなくなったのと、
今年から社会人として働き出した長男が「日経電子版読みたい」と言ってきたので、

「ほんなら契約しよか、一月無料やし」

ということで契約した。

日経新聞電子版はWebサイトから簡単に申し込める。
プランは2つ。

1人で読む場合は、個人プランが月額4,277円
家族で読む場合は、ファミリープランが月額6,800円(4人までOK)

日経電子版はスマホ、タブレット、Webブラウザで読めるデジタル配信版だが、従来の紙媒体の新聞とセットの料金もあり、いずれも千数百円追加で朝刊も配達してくれる。

まず、我が家は既に紙の新聞として東京新聞朝刊と赤旗日曜版を購読しているので電子版だけでよい。

電子版のニーズがあったのは2人だけど、2人プランというのはないので、やむを得ずファミリープランを選択した。
幸い同居家族が相方と次男と全員で4名なので、とりあえず全員に
「日経新聞読んでね〜」とアカウントを配布した。

ファミリープランの家族メンバー追加は、代表者がWebからプランと決済方法を選択し登録完了すると、Webサイトのマイページから家族のメールアドレスを登録して招待出来る。

招待された家族メンバーは(おそらく)メールに記載されたリンクからアカウント登録して、スマホなりタブレットのアプリをDLすればよい(はず)。

ちなみにiPhoneアプリは2つあり、
新聞紙面と全く同じレイアウトの「新聞ビューアー」と、
ニュース配信アプリで見慣れた感じの「日経電子版」がある。

どちらか一つを選択する必要はなく、用途に応じて併用ももちろん可能。

今日は業務委託契約先のオフィスへ出社する日だったので、自宅でアプリを2つDLしておいた。

新聞ビューアーは設定でWiFi接続時にコンテンツをダウンロードするを選べるので、自宅で一度アプリを起動して今朝の朝刊をDLしておく。
これは一瞬で終わる。

あとは、通勤電車で朝刊チェックするだけだが、ニュース配信アプリと同じようなUIの電子版アプリは大体想像がつくものだったが、
驚いたのは新聞ビューアーだ。

ちょっとiPhone(15無印)の画面サイズじゃ厳しいだろうなと思っていたが、良い意味で裏切られた。
めちゃくちゃ使いやすい=読みやすいのである。

もちろん紙面全体を表示している時は、リード分くらいしか読めないが、秀逸なのはその操作方法。
読みたい記事の本文あたりを長押すると「コリッ」と感触があるので、そのまま下にスライドすると紙面拡大表示。
上にスライドすると縮小。
これがなんとも使いやすい。

指を下にスライドして識字出来るサイズまで紙面を拡大し後は、普通に読みたい箇所をタップ・スライドすればよい。
紙面を横にスライドするとページ送り。

「なんじゃこりゃ、めっちゃ読みやすいやん」
(老眼の度合いなど個人差はあります笑)

他にも、記事のリードの索引から該当紙面箇所にジャンプする機能は、ニュース配信アプリのような使い方が出来る。

また、事前に自分が興味のあるウォッチしているキーワードを登録しておくと、そのキーワードにマッチする記事を赤く囲んで表示してくれる機能も素晴らしい。

僕の今の業務に関連する「医薬」「薬事」「クラウドサービス」「DX」などを登録してみた。
すると、「中小企業にDX リコーが事業化」という今朝の7面「ビジネス」のニュースが赤囲みでハイライトされていた。

どうしても、従来のニュース配信アプリのようにリストで一覧されているだけでは、そのニュースの重みというのが感覚的に把握しにくい。
もちろん、カテゴリーに分類されていたりと使い勝手に考慮はされているのだけど。

ところが、僕のような昔の新聞紙個配で育った世代の人間には、新聞紙面のどこに掲載されたニュースなのか、またその紙面上のレイアウトサイズやリード分のフォントの大きさなどで、
「お、これは今朝のトップニュースか?」
と目星の付けやすさはもう感覚的に圧倒的に優れている。

いやあ、こんなに使いやすいのだったらもっと早くに電子版を契約しても良かったかなぁなんて思っています。
なんだか、日経の回し者みたいなnoteになっちゃいましたが。

それでは!

〈了〉

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